廃屋の撤去や再生を通じて、地域の魅力とにぎわいを取り戻し、持続可能なまちづくりを支援します。
地方温泉地等の観光の中心地に残る廃旅館や廃ホテル等の大規模廃屋と、地方公共団体によって廃屋の撤去等が既に行われている土地を対象に、官民一体となったまちのにぎわい再生を支援します。本事業は2段階で構成されており、1次支援でエリア再生計画の策定費等を補助し、採択後の2次支援で廃屋の撤去・減築費及び周辺事業費を補助します。
地方温泉地等の観光中心地において、長期間使用されていない廃屋の撤去や再生を通じ、地域の魅力向上や滞在環境の改善を目指す民間事業者や地方公共団体、観光地域づくり法人(DMO)等におすすめの制度です。廃屋跡地での新たな事業展開や、官民連携によるエリア再生計画の策定を検討している場合に活用できます。
地方温泉地等の観光中心地に所在する、延べ床面積概ね2,500平方メートル以上かつ使用停止から概ね5年以上経過した廃屋等の再生を行う事業者が対象です。地方公共団体によって撤去等が既に行われている土地については、撤去から概ね5年以内で、かつ新たな宿泊施設等が竣工前である場合に限り対象となります。なお、既に廃屋の所有権が後継事業者に渡っている場合は対象外です。
エリア再生計画の策定や廃屋等の調査、廃屋の撤去・減築、および相乗効果を発揮する周辺事業が対象です。具体的には、協議会運営や計画策定委託、構造調査、アスベスト調査、解体工事、廃棄物処理、整地、改修工事などが含まれます。
交付決定前に着手した事業は補助対象外となります。また、対象となる廃屋の所有者との合意形成がなされていること、地方公共団体の参画のもと「エリア再生計画協議会」の設立合意があることが必要です。申請にあたっては事務局への事前相談が推奨されており、採択後は事業実施状況の報告や財産管理が求められます。
2026年07月01日 〜 2027年02月26日
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温泉街の大型廃ホテルを動かす最初の一手。計画策定と調査の費用に2/3、全体で最大6億円の枠
観光庁の事業で、1次支援はエリア再生計画の策定と廃屋の調査を支えます。撤去・減築の費用を受ける2次支援の入口にあたるため、後継事業者、権利者との調整、協議会という三つの足場を先にそろえる読み方で整理します。
補助上限
1次・2次合計で最大6億円
うち周辺事業の上限は、廃屋の延べ床面積に応じて1億円・2億円・3億円です。
1次支援の補助率
対象経費の2/3
エリア再生計画の策定費と、構造調査・アスベスト調査などの廃屋調査費が対象です。
公募期間
令和8年7月1日12時〜令和9年2月26日12時
申請があったものから随時審査します。電子申請のみで、事前相談は無料です。
| 区分 | 補助対象 | 補助率 | 上限の考え方 |
|---|---|---|---|
| 1次支援 | エリア再生計画の策定費、廃屋の構造調査費・アスベスト調査費 | 2/3 | 1次・2次合計で6億円 |
| 2次支援 | 廃屋の撤去・減築費 | 2/3 | 同上 |
| 2次支援 | 周辺事業(コア周辺事業以外) | 1/2 | 延べ床面積3,000平方メートル未満1億円、5,000平方メートル未満2億円、5,000平方メートル以上3億円 |
| 2次支援 | コア周辺事業 | 2/3 | 補助総額の上限1億円 |
1次支援の入口の三つの見通しと、2次支援で求められる新施設の条件
1次支援の見積に載せる費目と、載せない費目
発注・買い取り・他制度との重複で対象外になる例
交付決定前の発注・契約・支出は補助の対象になりません。すでに所有権が後継事業者に渡った廃屋、撤去せずに既存の所有者が改修して再生する費用、国の別の助成と重なる事業も対象外です。
審査前にそろえておく根拠資料
立地の位置づけ、延べ床面積と使用停止時期の証拠、権利者ごとの調整状況、後継事業者の意向を示す書類の四つが、理由書と整合しているかを見直しておきます。

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