概要
佐伯市が、しいたけの生産振興に向けて実施する補助事業の要望を受け付ける案内です。生産施設や車両・機具の導入、協業体制づくり、新規参入に必要な施設整備、原木林の維持保全など、しいたけ生産に関わる複数の取り組みが対象です。
こんな事業者におすすめ
市内でしいたけを生産していて、作業路の整備や施設・機械の導入で作業効率を高めたい方、原木確保のために複数生産者で協業したい方、乾しいたけ生産に新たに参入した方や、将来にわたって残すべき原木林を保全したい方に向いた制度です。
対象者・要件
市内に住所を有し、市税を滞納していないしいたけ生産者が中心です。事業ごとに、植菌数、参入年数、年齢、グループ構成、原木林の面積や管理条件などの要件があります。
- 低コスト簡易作業路整備事業は、市内在住で市税を滞納していない椎茸生産者で、令和8年春の植菌数または過去3年間平均の植菌数が3万駒以上であり、今後増産計画がある方が対象です。
- 生産施設等整備事業は、市内に住所を有し市税を滞納していないしいたけ生産者で、乾しいたけ生産に参入して3年以上の方が対象です。
- しいたけ生産協業体制促進事業は、年間おおむね10万駒以上を植菌し、5名以上の生産者で構成するグループに所属し、他の構成員へ原木を供給する計画がある方が対象です。
- 乾しいたけ新規参入者支援事業は、市内在住で市税を滞納していないしいたけ生産者で、乾しいたけ生産に参入して3年未満かつ65歳未満の方が対象です。
- 佐伯市椎茸原木林指定登録モデル事業は、佐伯市内の原木林で、樹齢がおおむね5年から15年の優良な原木が植栽され、引き続き原木林として管理されるものが対象です。土地所有者の承諾があり、面積が1か所当たり0.5ha以上で、原木を搬出するための作業道があるか、作業道の開設が容易な場所であることも求められます。
対象となる取り組み
原木の伐採・搬出等を行うための簡易作業路の開設、椎茸生産の基盤となる施設整備や車両・機具類の導入、原木確保のための協業化に必要な高性能林業機械の導入、新規参入に必要な施設や車両・機具類の導入、ほだ木の造成、原木林の維持保全のための除伐が対象です。
補助内容
- 低コスト簡易作業路整備事業: 1mあたり500円、1路線100m以上の作業路整備が対象です。
- 生産施設等整備事業: 補助率は1/2、事業費上限は300万円、補助額上限は150万円です。生産施設高度化対策のうち人工ほだ場・ハウス、散水施設、ほだ化施設などは補助率3/4、事業費上限1,200万円、補助額上限900万円です。乾燥機、林内作業車、自動穿孔機、植菌機、スライサー、重機アタッチメント、選別機などは補助率1/2、事業費上限1,200万円、補助額上限600万円です。
- しいたけ生産協業体制促進事業: 補助率は3/4、事業費は1,000万円を限度とします。
- 乾しいたけ新規参入者支援事業: ほだ木造成は補助率2/3、補助額上限30万円です。生産基盤施設整備は、個人は補助率2/3、事業費上限500万円、補助額上限333万円、法人は補助率1/2、事業費上限500万円、補助額上限250万円です。生産基盤機械導入は補助率1/2で、個人は累計補助額180万円まで、法人は累計補助額250万円までです。
- 佐伯市椎茸原木林指定登録モデル事業: 除伐面積1haあたり21万2,000円を補助対象事業費とし、補助額はその3分の1です。1申請あたり42万4,000円、2ha分を上限とします。
対象経費の詳細
生産施設等整備事業では、バックホウ、グラップル、ユニック車、ダンプトラックなどの車両・機具類に加え、人工ほだ場、ハウス、散水施設、ほだ化施設、乾燥機、林内作業車、自動穿孔機、植菌機、スライサー、重機アタッチメント、選別機などが対象です。中古が認められる区分と認められない区分があり、区分ごとの取扱いが分かれます。
- 低コスト簡易作業路整備事業は、原木の搬出等のための作業路開設が対象です。
- 乾しいたけ新規参入者支援事業では、ほだ木、散水施設、人工ほだ場、ハウス、人工ほだ化施設、乾燥機、林内作業車、チェーンソー、発電機、椎茸ドリル、施設の移転改良などが対象です。
- 佐伯市椎茸原木林指定モデル事業は、佐伯市しいたけ原木林指定登録台帳に登録されている原木林の維持保全のために行う除伐が対象です。
主な要件・注意点
- 低コスト簡易作業路整備事業は、1路線100m以上で、対象林野に原木が0.3ha以上存在し、作業路幅員が2m以上あり、土の切盛りが発生する路線が対象です。1路線の延長は、しいたけ原木林の面積0.1haあたり100mまでです。
- 生産施設等整備事業は、乾しいたけ生産に参入して3年以上であることが要件です。生産施設高度化対策では、中古が認められる区分がある一方で、中古不可の区分もあります。
- しいたけ生産協業体制促進事業は、グループの合計植菌数を事業実施年度に1割以上増産することが求められます。
- 乾しいたけ新規参入者支援事業は、当年度3万駒以上の植菌を前提とし、区分によっては4年後までに10万駒以上へ増やす計画が必要です。散水施設を設置するほだ場は0.1ha以上、人工ほだ場は0.05ha以上が必要です。中古は認められません。
- 佐伯市椎茸原木林指定登録モデル事業は、登録後の適正な維持管理、将来にわたる原木林としての更新、相続時の条件の継承について土地所有者の承諾が必要です。除伐の補助対象事業費は1haあたり21万2,000円で、補助額はその3分の1です。
- 要望書をダウンロードして、指定された期間内に提出します。
申請期間
2026年08月03日 〜 2026年10月16日