既存住宅の流通課題解決に向けた取組を支援
東京都が、既存住宅を安心して売買できる市場づくりを進めるため、民間事業者等による取組を支援する事業です。既存住宅を良質な住宅に改修し、建物価値や性能を適正に評価して販売する仕組みの構築や、建物状況調査、既存住宅売買瑕疵保険制度、住宅履歴に関する普及啓発を対象としています。
既存住宅の価値を見える化しながら流通を促したい事業者や、インスペクションや瑕疵保険の活用を広めたい事業者に向いています。既存住宅の改修、販売手法の整備、情報発信や普及啓発に取り組む場合に検討しやすい制度です。
東京都で既存住宅の流通促進に取り組む民間事業者等が対象です。令和8年度の募集として案内されており、事業者の募集・選定を経て補助対象が決まります。
既存住宅を良質な住宅に改修し、建物価値や性能を適正に評価したうえで流通させる仕組みの構築が対象です。あわせて、建物状況調査や既存住宅売買瑕疵保険制度、住宅履歴等に関する情報発信・普及啓発の取組も対象になります。
補助事業者は審査を経て選定されます。募集件数は、仕組みの構築支援事業が5件、普及啓発事業が5件です。事業期間は、補助事業者決定から令和9年3月31日までです。
| 公募要領 | |
| 交付要綱 | |
| 申請様式 | |
| 参考資料 |
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仕組みづくりに上限500万円、改修は1戸100万円まで。残る提出期限は11月30日の最終回
建物状況調査、瑕疵保険、住宅履歴の3点を土台に、自社で決めた流通課題をどう解くかを提案する事業です。5件の選定枠が埋まった時点で締め切られるので、最初の一手は残り枠の確認です。そのうえで、提案書だけで臨むプレゼンと、交付決定から3月末までの短い実施期間が、応募するかどうかの分かれ目になります。
仕組み構築検討経費
上限500万円/件
検討会や調査、人件費など、新しい売り方を組み立てる費用が対象です。
補助率
3分の2
消費税を除いた補助対象経費に対してかけます。
リフォーム工事費等
1戸100万円まで
1事業者あたり3戸までで、建物状況調査や住宅履歴の作成も含みます。
応募の土台になる要件
検討経費と改修費は、それぞれの上限で別々に計算します。
| 経費の枠 | 補助対象経費の例(税抜) | 3分の2で計算 | 補助額の目安 |
|---|---|---|---|
| 仕組み構築検討経費 | 600万円 | 400万円 | 400万円 |
| 仕組み構築検討経費 | 900万円 | 600万円 | 500万円で頭打ち |
| リフォーム工事費等(1戸) | 150万円 | 100万円 | 100万円 |
| リフォーム工事費等(3戸) | 1戸200万円×3戸 | 1戸約133万円 | 1戸100万円×3戸で300万円 |
| 経費の枠 | 買取再販での例 | 入らないもの |
|---|---|---|
| 仕組み構築検討経費 | 社員の設計作業、外部有識者の謝礼、購入者アンケートの委託、説明会の会場費 | 事業の主たる部分の外部委託 |
| リフォーム工事費・建物状況調査等費用 | 改修工事、建物状況調査、瑕疵保険のための補修、維持保全計画の作成 | 物件の取得費、置き家具・カーテン |
| 共通 | 見積書・契約書・領収書がそろう経費 | 利息、振込手数料、ポイント分、申請書類の作成代行費 |
不選定や補助対象外を招く応募と着工
交付決定前の着工や契約、単独申請と共同申請の併願、複数の共同申請への参画、他の補助金と同じ経費への重複は避けます。不動産の取得費、置き家具、申請書類の作成代行費も補助の計算には入りません。
前提条件を「新しさ」と取り違える提案
建物状況調査や瑕疵保険の実施を「新しい取組」として書いても、それは前提条件にすぎません。どの公的な計画で示された流通課題を、3点以外のどんな仕組みで解き、事業後にどう広げるのかを、提案書の中で完結させておきます。

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