停電時も稼働するガスコージェネレーションやGHPの導入を支援し、災害時のエネルギー供給強靱化を後押しします。
災害時の電力供給停止に備え、停電対応型のガスコージェネレーションシステムまたは停電対応型のガスヒートポンプエアコンを導入する事業者に補助金を交付する制度です。災害時におけるエネルギー供給の強靱性向上を目的としており、専用の計測装置もあわせて設置することが求められます。
災害時にも空調や電源の確保が必要な建物に、天然ガスを主原料とする設備を導入したい事業者向けの制度です。公共性の高い建物や、避難所、帰宅困難者受入建物、一斉帰宅抑制事業者の建物などで、停電時の機能維持を図りたい場合に適しています。
事業を営む法人が対象です。天然ガスを主原料とするガスを中圧導管または耐震性を向上させた低圧導管により供給を受け、同じく天然ガスを主原料とするガスを燃料とした設備を導入して使用する必要があります。
設置先は、次のいずれかに該当する建物です。停電対応可能なガスコージェネレーションシステム、停電対応可能なガスヒートポンプエアコン、運転状況を確認するために必要な専用の計測装置の導入が対象です。避難所等として活用される建物では、系統電力の停電時に空調、照明、電気コンセントのうち2つ以上を避難スペースに供給できることが求められます。
補助対象設備は建物と同一敷地内に設置し、災害時に寄与する屋内空間の床面積を明確にする必要があります。避難所等として活用される建物では、地方公共団体との協定、または協定に準じる取組みがあることが求められ、停電対応CGSの場合は単機発電能力25kW以上、停電対応GHPのみの場合は室外機2台以上かつ冷房能力合計112kW以上の機器を設置する必要があります。
2026年09月25日 〜 予算終了まで
情報の収集・更新方針は編集方針をご確認ください。
停電でも止まらない空調と発電へ。補助率3分の1、中圧供給のCGSは上限2億4,000万円
停電対応型のガスコージェネレーションやガスヒートポンプエアコンを、避難所機能のある建物に入れるための補助です。対象になる建物の区分、補助額の頭打ちの考え方、交付決定前に契約してはいけない理由を、順を追って見ていきます。
補助率
補助対象経費の3分の1以内
設計費、既存設備撤去費、新規設備機器費、設置工事費、敷地内ガス管敷設費の5区分で経費を見ます。
上限額(停電対応CGS・中圧ガス供給)
最大2億4,000万円
低圧ガス供給の停電対応CGSは6,000万円、停電対応GHPは6,600万円です。
事業完了の期限
令和9年2月26日
工事の検収と支払い、センターの確定検査の合格まで終える単年度事業です。
建物区分ごとの入口
| 設備と供給方式 | 上限額 | 上限に届く補助対象経費の目安(上限額を3分の1で割った額) |
|---|---|---|
| 停電対応CGS・中圧ガス供給 | 2億4,000万円 | 約7億2,000万円 |
| 停電対応CGS・低圧ガス供給 | 6,000万円 | 約1億8,000万円 |
| 停電対応GHP | 6,600万円 | 約1億9,800万円 |
| 経費の区分 | 含まれるもの | 見積で分けておく点 |
|---|---|---|
| 設計費 | 設備導入の設計 | 見積依頼書で補助対象の範囲を明示する |
| 既存設備撤去費 | 解体、運搬等 | 対象外の廃棄物処理費は別の行にして示す |
| 新規設備機器費 | CGS・GHP本体、付属品、熱交換器、煙道、安全装置、専用計測装置 | 50万円以上の項目は内訳を記載する |
| 新規設備設置工事費 | 導入設備の設置工事 | 蒸気・温水配管と電気配線は対象設備間だけを対象にする |
| 敷地内ガス管敷設費 | ガス配管、ガバナ、緊急遮断弁、ガス漏れ警報器 | 共用配管は断面積比で按分する |
補助の対象にならない主なケース
交付決定より前の契約・発注、手形・割賦・相殺での支払い、新品でない設備、排熱を使わないモノジェネ設備、増エネになる設備、元請と下請の関係にある会社どうしの相見積、国の他の補助金との重複は、いずれも補助の対象になりません。
書類で食い違いやすい項目
仕様書の機種・型式と定格能力、CGS計算シートの稼働計画、GHP室内機接続判定シート、図面の対象範囲、見積書の経費区分が、一つの設備として矛盾なくつながっているかが焦点です。

専門家が補助金のご相談をお受けしております。お気軽にお問い合わせください。
被災した施設・設備・業務用車両の復旧費を支援します
省エネ効果の高い設備への更新を支援し、エネルギーコスト削減と事業の安定的な継続を図ります。
民間の一時滞在施設が帰宅困難者向け備蓄品や携帯端末充電機器を整備する費用の一部を補助します。
都内中小企業の技術開発・改良から販路拡大までを一貫支援し、都市課題の解決と事業化を後押しします。
商店街のイベント・設備改修・防災・省エネなど、多様な取組を区市町村と連携して支援します。
市内の施設園芸で温度上昇を抑える設備導入費を補助します。購入費や設置委託費の2分の1を補助し、申請者1件あたり上限10万円です。