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  4. >茨城県:文化財等整備費補助
掲載日: 2026年10月30日
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茨城県:文化財等整備費補助

“国・県指定文化財の保存・修理・防災・公開を支援する補助制度

補助上限額

1,000万円

補助率上限

50%

申請期間

2026年4月1日〜2027年3月31日

都道府県

茨城県

実施機関

茨城県

詳細情報

概要

国指定文化財と県指定文化財の所有者等が行う保存、管理、修理、防災、公開などの取組を支援する制度です。文化財の適切な維持管理を進めるとともに、活用の充実を図ることを目的としています。

こんな事業者におすすめ

国指定文化財または県指定文化財を所有し、保存や修理、防災、公開に関する整備を進める必要がある方に向いています。国指定文化財では国庫補助採択事業を前提とした整備、県指定文化財では対象事業の実施に要する経費の補助を受ける取組が対象です。

対象者・要件

国指定文化財又は県指定文化財の所有者等が対象です。国指定文化財では国庫補助採択事業が前提となり、補助対象経費の下限は1,000千円です。県指定文化財についても補助対象経費の下限は1,000千円です。

対象となる取り組み

国指定文化財では、重要文化財(建造物、美術工芸品)、重要有形民俗文化財、史跡、名勝、天然記念物の管理、修理、防災、公開が対象です。県指定文化財では、有形文化財、無形文化財、民俗文化財、史跡、名勝、天然記念物の管理、修理、防災、公開などが対象です。

補助内容

  • 対象経費: 国指定文化財は国庫補助対象経費から国庫補助額を除いた額、県指定文化財は対象事業の実施に要する経費
  • 補助率: 国指定文化財(重要文化財、重要有形民俗文化財)は補助事業者が市町村・営利法人の場合は国50%、非営利法人・団体・個人の場合は国50〜85%、県は国庫補助残の3分の1。国指定文化財(史跡、名勝、天然記念物)は補助事業者が市町村・営利法人の場合は国50%、非営利法人の場合は国50%、個人の場合は国70%、県は国庫補助残の3分の1。県指定文化財は市町村の場合は県3分の1・市町村3分の2、営利法人の場合は県3分の1、非営利法人・団体・個人の場合は県2分の1
  • 上限額: 1件あたり1,000万円

主な要件・注意点

国指定文化財は、国庫補助採択事業であることが前提です。国指定文化財で補助事業者が非営利法人、団体、個人の場合は、事業規模指数等により国庫補助率が加算される場合も対象になります。

申請期間

2026年04月01日 〜 2027年03月31日

対象経費:建物・工事・改修費設備・機械購入費外注・委託費
目的:文化・伝統の保全

関連資料

交付要綱
  • 文化財等整備費補助
交付要綱
  • 文化財等整備費補助

公式サイト

※本ページは公募要領等をもとに要点を整理しています。制度ごとの詳細・最新情報は公式情報をご確認ください。
https://www.pref.ibaraki.jp/somu/shichoson/zaisei/joseiseido/r8.html#content_top11

情報の収集・更新方針は編集方針をご確認ください。

本補助金の活用ガイド

「茨城県 文化財等整備費補助」の活用ガイド

県指定なら個人所有でも県が2分の1。国指定は、国の補助が決まった事業が入口

国指定と県指定で、使う手順も対象経費の決まり方も変わります。国の補助が決まった事業に県が上乗せする二段計算と、所有者の区分ごとの割合を、相談の前にどう整えるかを追います。

相談者 山内さん相談者
山内さん
国指定の重要文化財(建造物)を個人で所有していて、屋根の傷みが気になってきました。県の補助があると聞いたのですが、国の補助とは別に申し込むものなのでしょうか。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
そこが最初の分かれ目です。茨城県の文化財等整備費補助は、国指定文化財と県指定文化財の所有者等が行う管理、修理、防災、公開を支える制度で、令和8年度は2026年4月1日から2027年3月31日までの期間で動いています。国指定の場合は、国庫補助採択事業、つまり国の補助の対象に決まった事業であることが前提です。
相談者 山内さん相談者
山内さん
県に先に申し込むのではなく、国の補助が決まった事業に県が上乗せされる形なのですね。屋根の修理が国の補助事業として進んでいるのかを、まず自分で押さえないといけません。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
その理解で合っています。国指定では、県の補助の対象になる経費も国庫補助対象経費から国庫補助額を除いた額、つまり国が出したあとの残りの部分です。県はその残りに対して、さらに一定の割合で支える仕組みになっています。
相談者 山内さん相談者
山内さん
国の残りを県が支えてくれるのは心強いです。近所には県指定の建物を持つ方もいますが、その方も同じ二段の形になるのでしょうか。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
いえ、県指定は国の補助を前提にしません。対象事業の実施に要する経費に対して、県が割合で補助します。同じ「文化財等整備費補助」でも、指定がどちらかで手順が変わると思っておいてください。
相談者 山内さん相談者
山内さん
近所の方とは進め方が違うのですね。私は国の補助事業としての状況を整理してから、県に相談する順番にします。

県の割合と1,000万円の上限、入口の条件

¥

補助上限

1件あたり1,000万円

公式資料で上限が示されているのは国指定文化財です。県指定文化財は、割合と下限額を軸に見ていきます。

✓

県の割合

県指定は県1/3〜1/2

市町村は県1/3・市町村2/3、営利法人は県1/3、非営利法人・団体・個人は県1/2です。

✓

入口の条件

国指定は国庫補助事業が前提

補助対象経費の下限は、国指定も県指定も1,000千円です。

金額・補助率はどう見るか

相談者 山内さん相談者
山内さん
カードにあった県の割合は区分でかなり違うようです。個人の私は、国指定の場合に県からどのくらい見てもらえるのか、まだ計算が想像できません。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
国指定の重要文化財なら、個人は国が50〜85%で、県は国庫補助残の1/3です。国の割合に幅があるのは、事業規模指数などで国庫補助率が加算される場合があるためです。史跡、名勝、天然記念物だと、個人は国70%で、県は同じく国庫補助残の1/3になります。
相談者 山内さん相談者
山内さん
国の割合は私が選べるのではなく、事業の規模などで決まるのですね。国が一番低い50%だった場合は、残りの半分の1/3を県が見る、という考え方でよいですか。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
見方はそのとおりです。県の1/3は事業費全体ではなく、国が出した残りの3分の1にかかります。国が50%なら、残り50%のうち3分の1を県が見る、と二段で計算します。そこまで引いてもまだ残る分は、所有者の持ち出しになります。
相談者 山内さん相談者
山内さん
国と県で埋まらない分が自己負担になるなら、見積全体の額から、国の補助対象の部分と、その外の費用を分けて見ておく必要がありますね。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
その整理が効きます。国指定は国庫補助対象経費が出発点なので、国の対象に入らない費用は県の計算にも入ってきません。補助の上限は国指定文化財で1件あたり1,000万円ですから、大きな修理ほど、上限にどこで当たるかも見ておきたいところです。
相談者 山内さん相談者
山内さん
では、私の「国指定・重要文化財・個人」の行と、近所の方が当てはまる「県指定・個人」の行を、並べて見てみます。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
並べると違いがはっきりします。区分ごとの割合は、次の表のとおりです。
文化財の区分補助事業者国の割合県・市町村の割合
国指定(重要文化財・重要有形民俗文化財)市町村・営利法人国50%県の欄は「―」
国指定(重要文化財・重要有形民俗文化財)非営利法人・団体・個人国50〜85%県は国庫補助残の1/3
国指定(史跡・名勝・天然記念物)市町村・営利法人国50%県の欄は「―」
国指定(史跡・名勝・天然記念物)非営利法人国50%県は国庫補助残の1/3
国指定(史跡・名勝・天然記念物)個人国70%県は国庫補助残の1/3
県指定市町村―県1/3・市町村2/3
県指定営利法人―県1/3
県指定非営利法人・団体・個人―県1/2

国指定と県指定は何が違うのか

相談者 山内さん相談者
山内さん
県指定の個人は県1/2とすっきりしているのに、国指定は国庫補助が前提と聞くと、同じ県の補助でも別の制度のように感じます。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
感覚は近いです。対象経費の決まり方からして違い、国指定は国庫補助対象経費から国庫補助額を除いた額、県指定は対象事業の実施に要する経費です。国指定は国の計算が先、県指定は事業そのものの費用から県が見る形です。
相談者 山内さん相談者
山内さん
私のような国指定だと、県より先に国の側が動いていないと、県への相談も始められない可能性があるわけですか。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
その可能性はあります。もうひとつ見落としやすいのが、割合の表で市町村と営利法人の「県」の欄が空になっている点です。国指定で県の補助が乗るのは、補助事業者が非営利法人、団体、個人で、事業規模指数等により国庫補助率が加算される場合等とされています。
相談者 山内さん相談者
山内さん
個人の私は乗る側に入るのですね。ただ、事業規模指数で加算されるかどうかは、自分では見当がつきません。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
加算は国の補助の側の話なので、県の補助だけを見ていても答えは出ません。国庫補助の手続きを進めている相手と、県の教育庁文化課の有形・無形文化財Gの両方に、同じ内容で聞いておくのが近道です。
相談者 山内さん相談者
山内さん
国側の割合が決まらないと県側の金額も決まらないので、両方に同じ見積を見せて聞いてみます。

入口の違いを整理すると

  • 国指定文化財: 国庫補助採択事業が前提。県の対象は国が出した残りの部分
  • 県指定文化財: 国の補助を前提とせず、対象事業の実施に要する経費が対象
  • 国指定で県の割合が乗る補助事業者: 非営利法人・団体・個人(市町村・営利法人は県の欄が空)

管理・修理・防災・公開を見積の行に分ける

相談者 山内さん相談者
山内さん
屋根の修理のほかに、火災への備えも考えていて、見積に何を入れてよいのか整理できていません。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
対象の事業は、国指定でも県指定でも管理、修理、防災、公開の四つです。たとえば屋根の修理は「修理」、火災などに備える工事や設備は「防災」というように、目的ごとに見積の行を分けておくと、どの柱の事業なのかを説明しやすくなります。
相談者 山内さん相談者
山内さん
目的ごとに行を分けるなら、業者にも「修理」と「防災」を別の行にしてほしいと頼んでおいた方がよさそうです。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
頼んでおきましょう。そこで効いてくるのが国指定の経費の考え方です。県の対象は国庫補助対象経費から国庫補助額を除いた額なので、国に出す見積と県に見せる見積で行がずれていると、残りの計算も合いません。国の補助に使う見積の行をそのまま土台にします。
相談者 山内さん相談者
山内さん
見積を二通り作らなくてよいなら助かります。ただ、国の補助の対象にならなかった行は、私が全額持つことになるのでしょうか。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
国の対象に入らなかった行は、県が見る残りの計算にも入りません。見積の段階で「国の補助対象かもしれない行」と「そうでない行」を色分けしておくと、あとで自己負担の見込みを立てやすくなります。判断がつかない行は、国庫補助の担当へ先に聞きます。
相談者 山内さん相談者
山内さん
色分けして、迷う行を先に聞くわけですね。それなら見積が出る前から業者に頼めます。

見積で分けておきたい行

  • 修理: 屋根など、傷んだ部分を直す工事の行
  • 防災: 防災のために行う工事や設備の行
  • 公開: 文化財を公開するための行。何が入るかは担当課に例を聞く
  • 国の補助対象か迷う行: 色分けして、国庫補助の担当に先に聞く

国庫補助が決まらない場合と、1,000千円の下限

相談者 山内さん相談者
山内さん
色分けしても、そもそも補助の対象にならない場面があるなら、先に知っておきたいです。国の補助が決まらなかった場合や、金額が小さい場合は、県の補助も使えなくなるのでしょうか。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
使えなくなる場面はあります。国指定は国庫補助採択事業が前提なので、国の補助の対象に決まらなかった事業は、この県の補助の対象にならない可能性が高いです。金額のほうは、補助対象経費の下限が国指定も県指定も1,000千円です。
相談者 山内さん相談者
山内さん
総事業費が1,000千円を超えていれば大丈夫、という見方でよいですか。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
そこは注意が必要です。国指定の対象経費は「国庫補助額を除いた額」なので、下限の1,000千円も、国の補助を引いたあとの額で見る可能性が高いです。国の割合が高いほど、引いたあとは小さくなります。
相談者 山内さん相談者
山内さん
総額では超えていても、国の補助を引いた残りが1,000千円に届かなければ、対象にならない場合があるということですね。小規模な修理だと、そこで引っかかるかもしれません。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
小規模な個人の修理ほど、下限との距離は近くなります。国の補助額を引いた残りがいくらになりそうか、国庫補助の見込みで試算して担当課に伝えておくと、話が早いです。
相談者 山内さん相談者
山内さん
国の割合が上がるのは助かることなのに、県の下限に届かなくなる可能性もあるのは意外でした。残りが少ない場合の扱いも聞いてみます。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
聞く価値があります。入口の条件としては、対象が国指定または県指定を受けた文化財の所有者等であることも欠かせません。指定を受けていない文化財は、この制度の対象として示されていません。
相談者 山内さん相談者
山内さん
指定の区分が自分の文化財に合っているかは、一度確かめてから動きます。

対象外になる可能性が高いもの

国指定で国庫補助採択事業に当たらない事業、補助対象経費が下限の1,000千円に届かない事業、国指定にも県指定にも当たらない文化財の整備は、補助対象外になる可能性が高いです。国指定では、下限を国の補助を引いたあとの額で見る可能性があります。

いつまでに何を動かすか

相談者 山内さん相談者
山内さん
令和8年度が2027年3月31日までなら、国の手続きがすっかり終わるのを待ってから県に相談していては、間に合わなくなりそうです。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
その不安は的確です。公式資料には細かな受付期間の記載がなく、年度の期間で見る形になります。国指定は国の補助が決まるまでに時間がかかるので、県への相談は国の動きと並行して始めるほうが安全です。
相談者 山内さん相談者
山内さん
受付期間がはっきりしない以上、自分で区切りを決めないといけませんね。年度末から逆算して、いつまでに何をそろえればよいでしょう。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
目安は、年度末の約2か月前までに、国庫補助の見込みと県の担当課への相談を終えておく逆算です。担当は教育庁文化課の有形・無形文化財Gで、電話は029-301-5449です。
相談者 山内さん相談者
山内さん
電話で相談するなら、事前に用意しておくものはありますか。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
国指定か県指定か、所有者の区分(個人、団体、法人)、事業の柱(修理か防災かなど)、見積の概算の四点を伝えると話が早く進みます。
相談者 山内さん相談者
山内さん
四点なら手元の資料でそろいます。まず所有者区分と指定区分、概算の見積をメモにまとめます。
1指定区分と所有者区分を整理締切6〜8週間前
国指定か県指定か、個人・団体・法人のどれかを決め、割合の表のどの行に当たるかを見ます。
2国の補助の状況と見積の行をそろえる締切4〜6週間前
国指定は国庫補助事業としての状況を整理し、修理・防災などの行を分けた見積を用意します。
3教育庁文化課に電話で相談締切2〜4週間前
有形・無形文化財Gへ、区分、事業の柱、概算見積を伝え、下限1,000千円との関係も聞きます。
4年度末までの段取りを確定締切1週間前
担当課の案内に沿って必要書類をまとめ、2027年3月31日までの年度の期間に収まる計画にします。

申請の説明で食い違いを出さないために

相談者 山内さん相談者
山内さん
割合の表が補助事業者の区分ごとに分かれていると知って、書類の名義がずれていないか気になってきました。個人の名義と団体の名義が混ざったらどうなるのでしょう。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
割合は区分ごとの行で決まるので、申請者の区分が資料全体でそろっていることが説明の土台になります。個人所有の文化財でも、事業を団体名で進めるなら、団体の行で見ることになります。
相談者 山内さん相談者
山内さん
名義が食い違うと、そもそもどの割合の行を使うかが決まらないのですね。国に出した書類と県に出す書類で、そこをそろえます。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
もうひとつは金額のつながりです。国に示した対象経費、国庫補助額、県に示す残りの額が、同じ見積から順にたどれるようにしておくと、二段計算の根拠を説明しやすくなります。
相談者 山内さん相談者
山内さん
国の額を引けば県に出す額が自然に出る形にしておく、ということですね。見積書の行番号を国と県の資料で共通にしておきます。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
いい整理です。行の名前が「修理」「防災」といった事業の柱と合っていることも、説明のしやすさに効きます。

説明をそろえたい三つの軸

申請者の区分(個人・団体・法人)が全資料で同じか、国から県へ金額をたどれる見積か、見積の行名が管理・修理・防災・公開のどれに当たるかが分かるか。この三つが、国指定でも県指定でも説明の土台になります。

県指定の広がり、上限、今年度の枠

相談者 山内さん相談者
山内さん
最後にひとつ。屋根とは別に、私は地元の伝統の技を受け継ぐ団体にも入っていて、そちらは県指定です。建物がなくても対象になるのでしょうか。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
県指定の対象は有形文化財だけでなく、無形文化財、民俗文化財も入っています。国指定の対象には無形文化財が並んでいないので、ここは県指定ならではの広がりです。ただ、無形文化財で何が管理や公開の経費に当たるかは、担当課で具体例を聞いてください。
相談者 山内さん相談者
山内さん
県指定なら、国のような1,000万円の上限もないのでしょうか。団体では大きな事業も考えています。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
公式資料で1件あたり1,000万円と示されているのは国指定文化財で、県指定の上限は示されていません。ないと決めつけず、県指定の相談では上限の有無を最初に聞くのが安全です。
相談者 山内さん相談者
山内さん
決めつけずに聞くのですね。ところで、この補助は令和8年度にどのくらいの人が使っているのですか。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
令和8年度の当初予算額は42,348千円で、補助対象団体は9団体(個人を含む)です。枠も使う人も限られているので、相談を年度の後半まで持ち越さないほうがよいです。
相談者 山内さん相談者
山内さん
9団体なら、私の屋根も、国の状況を整理したうえで早めに担当課へ電話しておくほうがよさそうです。団体の件は、県指定の上限の有無と、無形文化財で経費に当たるものの例を、同じ電話の最初に聞きます。
この記事は、茨城県が公表している令和8年度の助成制度の概要ページと、文化財等整備費補助の様式資料をもとに構成しています。国庫補助の状況や加算の有無で金額が変わるため、実際の申請前に、教育庁文化課の有形・無形文化財Gで最新の内容を確認してください。

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