国内資源由来肥料の利用拡大や、製造・流通・活用の取組を支援します。
国内資源由来の肥料の利用拡大に向けて、原料供給、肥料製造、肥料利用の連携による取組を支援する事業です。国内資源由来肥料の製造・流通・保管に関する整備や、導入した機械を用いた栽培実証、原料や肥料の成分分析などが対象になります。
国内資源由来の肥料を原料供給から製造、利用までつなげて広げたい事業者や、肥料の効果検証を進めながら現場での活用を進めたい農業者の組織、肥料製造事業者に向く制度です。畜産分野で堆肥等の利活用や家畜排せつ物処理施設の転換を進める取組にも活用できます。
肥料原料供給事業者、肥料製造事業者、肥料利用者である農業者の組織する団体等が対象です。肥料利用者が主体となる場合は、定款や組織規程、経理規定等が整備されており、国内資源由来肥料の効果検証に取り組む農業の常時従事者が5名以上参加している必要があります。肥料製造事業者として申請する場合は、自ら肥料法に基づく登録または届出を行っていることが必要です。
国内肥料資源を使った肥料の製造施設、流通保管施設、供給施設、畜産環境関連施設、家畜排せつ物処理施設の整備や改修が対象です。あわせて、散布機や土壌分析機器などの機械導入、栽培実証、試作、原料や肥料の成分分析、原料収集実証、運搬・加工に必要な機械や分析機器の導入も対象になります。
ソフト事業では、機械導入に加えて、栽培実証、試作、原料・肥料の成分分析、原料収集実証、運搬・加工に必要な機械や分析機器の導入が含まれます。栽培実証は、既存肥料と新しい国内資源由来肥料の肥培効果や散布効率の違いを確認する取組で、結果を実績報告書に添付します。翌年度に収穫する場合でも肥培効果確認は対象になりますが、翌年度に発生する作物成分分析などの経費は対象外です。
連携計画の作成が必要で、原料供給者、製造者、利用者を位置付ける必要があります。同一事業者が複数の役割を兼ねることは可能です。ハードとソフトはどちらか一方でも申請でき、同時申請も可能です。補助金交付候補者として選定されるには、審査で合計8点以上が必要です。成果目標は採択後の下方修正ができず、ハードには下限値があり、ソフトは現状値より増加が必要です。資材購入費は、予算成立日以降に購入したものが交付決定前でも対象になり得ます。
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施設整備は最大20億円、機械や実証は3千万円。国内資源の肥料づくりを半額から後押し
原料を出す人、肥料をつくる人、使う人。この三者のつながりを計画に載せて初めて動き出す事業です。ハードとソフトの分かれ目、機械の選び方、募集回の見方を、事業の流れに沿って確かめていきます。
施設整備(ハード)の上限
最大20億円
1事業実施計画書当たりの上限です。肥料の製造・流通保管・供給施設などの整備や改修が対象です。
機械・実証(ソフト)の上限
3千万円
栽培実証や成分分析などの取組向けで、機械導入費は上限の外で別に見ます。
基本の補助率
原則1/2以内
残りは自己負担です。畜産環境対策には定額の区分もあります。
| 区分 | 補助率 | 上限額 | 上限の読み方 |
|---|---|---|---|
| 国内肥料資源活用施設総合整備支援(ハード) | 原則1/2以内 | 20億円 | 1事業実施計画書当たり |
| 国内肥料資源活用総合推進支援(ソフト) | 原則1/2以内 | 3千万円 | 機械導入費を除いた取組の上限 |
| 試作に係る取組 | 原則1/2以内 | 200万円 | 機械の借上費を除く |
| 畜産環境対策総合支援事業 | 定額の区分あり | 区分ごとに異なる | 畜産事業者が中心の取組 |
実施主体の区分と、入口の条件
| 取組 | 対象になり得るもの | 見積・記録で分けたい点 |
|---|---|---|
| ソフトの機械導入 | 散布機、一体導入のトラクタ、土壌分析機器 | 工事を伴う据付分はハード側の行に分ける |
| 栽培実証 | 肥培効果・散布効率の比較、肥料などの資材購入 | 基準年の窒素・りん酸・加里の置き換え量までに収める |
| 試作・分析 | 試作、原料・肥料の成分分析、原料収集実証 | 試作の上限200万円と、取組ごとの経費を分けて記録する |
| ハードの施設 | 製造・流通保管・供給施設、家畜排せつ物処理施設の整備・補改修 | 施設に一体で付く機械は同じ計画の中で整理する |
不交付や取り消しにつながる機械・時期・帳簿
農場全体で使う汎用性の高い機械、堆肥運搬専用ではないトラック、翌年度に発生する作物成分分析、事業実施期間内に終わらなかった取組、他の事業の経費と区分できない支出は、補助対象外や不交付、交付決定後の取り消しにつながる可能性があります。
説明を揃えておきたい書類
成果目標の数字は、基準年(令和6年度)の現状値、連携先の取扱量、機械の規模の根拠が同じ数字でつながっているかが問われます。施肥マニュアルはPR資材やカタログの流用でも足りるため、数字の整合のほうに時間を使います。

専門家が補助金のご相談をお受けしております。お気軽にお問い合わせください。
阿波市内の農業者や団体を対象に、育成・経営支援・販路開拓や設備整備など幅広い取組を補助します。
成長分野や地場産業の強化に向け、運転資金や設備資金を融資して地域事業の展開を支援するファンドです。
北海道内の起業家・中小企業の新規事業や研究開発、設備導入、販路開拓を総合的に支援します。
市内産農産物を活用した商品開発や量産化にかかる経費を最大で100万円、2分の1を補助します。
神戸市内の中小企業によるロボット導入・SIer育成のための設備取得を助成し、技術力と生産基盤の強化を支援します。
県内への新規立地・増設や本社機能の移転・拡充に伴う投資と雇用創出を支援し、賃借料や設備・建物取得等の費用を助成します。