災害時のエネルギー供給を支える停電対応型ガス設備の導入を支援
災害時の電力供給停止にも対応可能な停電対応型のコージェネレーションシステムや、停電対応型のガスヒートポンプエアコンを導入する事業者に対し、その経費の一部を補助します。災害時におけるエネルギー供給の強靱性向上を図ることを目的としています。
災害時における避難所としての機能を有する建物や、公共性の高い建物を運営する法人で、停電時にも空調や照明、電気コンセントなどの機能を維持し、事業継続や地域貢献を目指す事業者におすすめです。
事業を営む法人を対象としています。天然ガスを主原料とするガスを中圧導管または耐震性を向上させた低圧導管により供給を受け、対象設備を導入して使用することが条件です。また、設置する建物は、国や地方公共団体が定める防災計画で指定された建物、公共機関が所有・運営する建物、または避難所機能を有する建物など、一定の要件を満たす必要があります。
停電対応可能なガスコージェネレーションシステム、停電対応可能なガスヒートポンプエアコン、および運転状況を確認するための専用計測装置を合わせて設置する取り組みが対象です。設置する建物は、災害時に寄与する屋内空間の床面積を明確にする必要があります。
停電対応ガスコージェネレーションシステムを導入する場合、単機発電能力25kW以上の機器を設置する必要があります。停電対応ガスヒートポンプエアコンのみを導入する場合は、室外機2台以上かつ冷房能力合計112kW以上の機器を設置しなければなりません。また、系統電力の停電時には、空調・照明・電気コンセントのうち2つ以上を避難スペースに供給できる体制を整える必要があります。
情報の収集・更新方針は編集方針をご確認ください。
最大2億4,000万円。停電時も動くガス設備を建物単位で検討
災害時に空調、照明、電気コンセントなどを維持する設備投資について、対象になる建物、設備の種類、補助上限、申請前に整理したい資料を実務目線で確認します。
補助上限
最大2億4,000万円
停電対応CGSで中圧ガス供給の場合の上限です。低圧やGHPでは上限が変わります。
補助率
1/3以内
設備費全体ではなく、補助対象として認められる経費をもとに見ます。
対象設備
CGS・GHP・専用計測装置
天然ガスを燃料にした停電対応設備と、運転状況を確認する計測装置をセットで考えます。
| 設備の区分 | 補助上限 | 金額を見るときの注意 |
|---|---|---|
| 停電対応CGS・中圧ガス供給 | 最大2億4,000万円 | 中圧導管で供給を受ける計画かを先に確認します。 |
| 停電対応CGS・低圧ガス供給 | 最大6,000万円 | 耐震性を向上させた低圧導管による供給かを確認します。 |
| 停電対応GHP | 最大6,600万円 | GHPだけの場合は室外機台数と冷房能力の条件も見ます。 |
建物条件で分ける確認軸
| 見積で分けたい設備 | 公式条件とのつながり | 準備時の注意 |
|---|---|---|
| 停電対応可能なCGS | 天然ガスを燃料とし、停電時の電力供給に関わる設備 | 単機発電能力25kW以上の条件を満たすか確認します。 |
| 停電対応可能なGHP | 停電時にも空調機能を維持する設備 | GHPのみなら室外機2台以上、冷房能力合計112kW以上を確認します。 |
| 専用計測装置 | 運転状況の確認に必要な装置 | 本体設備と別扱いにせず、仕様と見積の対応を残します。 |
入口で外れやすい計画
天然ガスの供給条件が合わない計画、対象設備から避難スペースへ2種類以上の機能を供給できない計画、対象建物と設備の敷地関係を説明できない計画は、申請候補にする前に設計側と整理してください。
説明が散らばりやすいポイント
建物区分、避難スペース、設備能力、供給する機能、計測装置の役割を同じ計画として読めるようにそろえます。省エネ更新だけの説明に寄せすぎると、災害時の強靱性向上との関係が薄く見えます。

専門家が補助金のご相談をお受けしております。お気軽にお問い合わせください。
高齢者施設等の防災・減災対策や安全対策を支援する施設整備交付金
電気自動車・燃料電池車の購入やV2H・可搬型外部給電器の導入に対して定額で補助します。
長野県宿泊税を活用し、宿泊施設の高付加価値化やユニバーサル化、防災機能強化を支援します。
日光市内在住の個人を対象に、電気自動車・充給電システムや住宅用蓄電池の導入費用を補助し、低炭素化と災害時の非常用電源の確保を支援します。
商店街のイベント・設備改修・防災・省エネなど、多様な取組を区市町村と連携して支援します。
家庭の脱炭素化と電力強靭化を支援する住宅用設備導入補助金