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掲載日: 2026年11月6日
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2027年度 活動助成金(国内事業) 募集要項

“国内で活動する非営利団体の社会貢献事業を、最大100万円・事業費の80%まで助成します。

補助上限額

100万円

補助率上限

80%

申請期間

2026年10月15日〜2026年11月15日

都道府県

全国

実施機関

公益財団法人ウェスレー財団

詳細情報

概要

日本国内に事務所を置く非営利団体が、日本国内で実施し成果を国内に還元する活動に取り組む際の経費を助成する制度です。児童・青少年の健全な育成、社会福祉の増進、国際相互理解、社会的弱者への支援、女性のエンパワーメント、地域コミュニティの活性化に関する事業が対象です。

こんな事業者におすすめ

社会課題の解決や地域の活性化に向けて、講師謝金、旅費、印刷物の作成、会場費、通信費などを伴う事業を行う非営利団体に向いています。日本国内での活動成果を広く還元する事業や、日本からの参加者を対象にしたスタディツアー、研修の実施を考えている団体も対象です。

対象者・要件

日本国内に事務所を置き、法人格を持つ非営利団体が対象です。NPO法人、学校法人、社会福祉法人などが該当し、任意団体や営利法人は対象外です。申請時点で対象分野で1年以上の活動実績があり、特定の宗教・教派の布教活動や特定の政治団体の理念に立脚した活動を行う団体、営利目的または成果が直接営利に結び付く活動を行う団体、反社会的勢力と関わりがある団体は申請できません。

対象となる取り組み

児童または青少年の健全な育成、社会福祉を増進する活動、国際相互理解の促進、社会的弱者に対する活動、女性のエンパワーメントに対する活動、地域コミュニティの活性化に関する事業が対象です。原則として日本国内で実施し、活動の成果を日本国内に還元できることが必要です。日本からの参加者を対象としたスタディツアーや研修などで、成果が国内に還元される内容であれば海外で実施する事業も対象になります。

補助内容

  • 対象経費: 諸謝金、旅費交通費、消耗什器備品費、印刷製本費、通信運搬費、会議費、雑費
  • 補助率: 事業全体経費の80%まで
  • 上限額: 1件の事業につき100万円

対象経費の詳細

諸謝金は申請額合計の30%までです。旅費交通費は事業実施に必要な経費が対象で、海外から日本へ個人や団体を招聘する場合の現地から日本までの往復交通費は対象外です。消耗什器備品費は事業に直接必要な消耗品・備品等の購入費が対象で、恒久的に使用する備品は対象外です。

主な要件・注意点

申請できるのは1団体につき1つの事業までです。同一団体が国内事業とアジア・太平洋地域事業の両方に申請することはできますが、採択は原則としてどちらか一方のみです。

助成金の交付は、当財団の他の助成金も含めて1年につき1回限りです。3年連続で採択された場合、その後1年間は申請できません。

広報物や配布物にはウェスレー財団のロゴマークを掲載し、当財団の助成事業であることを明記する必要があります。

申請期間

2026年10月15日 〜 2026年11月15日

対象経費:旅費・宿泊費通信運搬費専門家謝金・コンサル費広告・販路開拓費資材・消耗品費
目的:地域活性化

関連資料

公募要領
  • 申請ガイド
申請様式
  • 申請書フォーマット
参考資料
  • 申請書の書き方
公募要領
  • 申請ガイド
申請様式
  • 申請書フォーマット
参考資料
  • 申請書の書き方

公式サイト

※本ページは公募要領等をもとに要点を整理しています。制度ごとの詳細・最新情報は公式情報をご確認ください。
https://wesley.or.jp/pickup/12089/

情報の収集・更新方針は編集方針をご確認ください。

本助成金の活用ガイド

「2027年度 活動助成金(国内事業)」の活用ガイド

法人格のある非営利団体なら、1件100万円・経費の80%まで。申請は11月15日(日)まで

ウェスレー財団の国内事業は、後払いで、減額もありえる助成です。団体の資格、6つの分野と国内還元の線引き、費目ごとの見積の切り方、申請書の整え方を、手元の準備から順に整理します。

相談者 山内さん相談者
山内さん
地域で子どもの居場所づくりをしているNPO法人の事務局です。保護者向けの講座を開きたくて財団の助成金を探していますが、国内事業とアジア・太平洋地域事業があって、どちらを見ればいいのか迷っています。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
ウェスレー財団には国内事業とアジア・太平洋地域事業という別々の枠があります。今回の「活動助成金(国内事業)」は、日本国内に事務所を置く非営利団体が行い、成果が日本国内に還元される活動に出る助成です。地域で保護者向けの講座を開くなら、こちらが入口になります。
相談者 山内さん相談者
山内さん
入口は合っていそうです。うちはNPO法人で、活動はもう3年になります。申請できる資格として、それで足りますか。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
資格は二段階です。まず法人格を持つ非営利団体であること。NPO法人、学校法人、社会福祉法人などが当たり、任意団体や営利法人は対象になりません。そのうえで、申請の時点で対象分野の活動実績が1年以上あることが必要です。
相談者 山内さん相談者
山内さん
法人格もあり、3年の実績もあるので足ります。ほかに団体として当てはまってはいけない条件はありますか。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
三つあります。特定の宗教・教派の布教活動や特定の政治団体の理念に立脚した活動を行う団体、営利を目的とする(または成果が直接営利に結び付く)活動を行う団体、反社会的な勢力と関わりのある団体です。どれかに当たると申請できません。
相談者 山内さん相談者
山内さん
うちはどれにも当たりません。資格の面は大丈夫そうなので、次はどの分野の事業として出すのかと、いくらまで出るのかを整理します。

まず押さえたい3つの条件

¥

助成上限

1件100万円

申請できる事業は1団体につき1つまでです。

✓

助成の割合

事業全体の経費の80%まで

残りは団体側の持ち出しか、他の財源で用意します。

✓

申請期間

11月15日(日)まで

2026年10月15日(木)から受付中で、助成期間は2027年4月1日から2028年3月31日です。

金額・助成の割合はどう見るか

相談者 山内さん相談者
山内さん
上限100万円と聞くと、期待が膨らみます。講座の費用が100万円かかるなら、全額出ますか。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
100万円は1件の事業に対する上限で、割合は事業全体にかかる経費の80%までです。総予算が100万円なら申請できるのは80万円まで。100万円を申請するには、総予算が125万円必要になります。
相談者 山内さん相談者
山内さん
残りの2割は、うちの会費や寄付で出すことになりますね。他の助成金と組み合わせても構いませんか。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
他の組織からの助成金との併用は認められています。申請書の収支予算書には他財源の欄があるので、寄付金や別の助成金は収入に入れて、財団への申請額とは分けて書きます。
相談者 山内さん相談者
山内さん
申請した金額どおりに決まる前提で、資金計画を立ててもよいでしょうか。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
そこは慎重に考えてください。助成額は選考時に査定して暫定的に決まるため、申請額と同額にならないことがあります。費目の一部だけ認められたり、全部の費目が認められても減額で交付されたりします。
相談者 山内さん相談者
山内さん
減額されても講座を開けるように、講師謝金と会場費のどちらを先に削るか、順番を決めておきます。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
いい準備です。もう一つ、お金が入る時期も押さえておいてください。助成金は原則事業完了後、報告書に基づいて交付される後払いで、特別な事情があれば相談のうえで時期を決めます。
相談者 山内さん相談者
山内さん
4月から講座を始めると、講師謝金や印刷代はいったん団体の口座から出ることになりますね。立て替えられる資金を先に確保しておきます。

総予算がいくらのときに、財団へいくら申請でき、団体側がいくら用意するのか。仮の金額で並べると次のとおりです。

事業の総予算(仮定)申請できる助成額(80%以内・上限100万円)団体側で用意する分
50万円40万円10万円
125万円100万円25万円
200万円100万円(上限で頭打ち)100万円

国内事業の線引き:6つの分野と国内還元

相談者 山内さん相談者
山内さん
保護者向けの講座は、子どもの居場所づくりの延長です。助成の対象になる分野としては、どれに入りますか。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
対象は6分野のどれかに当たる事業です。①児童または青少年の健全な育成、②社会福祉を増進する活動、③国際相互理解の促進、④社会的弱者に対する活動、⑤女性のエンパワーメントに対する活動、⑥地域コミュニティの活性化。そのうえで原則は、日本国内で実施し、成果を国内に還元することです。
相談者 山内さん相談者
山内さん
子どもの支援なら①ですが、保護者同士のつながりづくりは⑥にも近いです。複数に当てはまるときは、どれか一つに決めるのでしょうか。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
申請書の事業区分は、当てはまるものを一つ選んで✔を付ける形です。中心の目的に近い区分を選び、ほかの分野に関わる部分は事業内容や期待される成果の欄で説明します。
相談者 山内さん相談者
山内さん
中心は子どもの支援なので①にして、保護者のつながりは成果として書きます。原則が国内実施だとすると、来年考えている姉妹団体との交流研修はどう扱われるのか気になります。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
日本からの参加者を対象にしたスタディツアーや研修で、成果が国内に還元される内容なら、海外で実施しても対象になります。一方で、海外で実施して主な受益者が現地の人々になる活動は対象になりません。
相談者 山内さん相談者
山内さん
参加するのが日本の人たちで、学んだことを国内の活動で共有する形なら筋が通りますね。受益者が誰で、成果をどこで使うかを、申請書の最初に書くようにします。

国内事業の線引き

  • 6つの分野: 児童・青少年、社会福祉、国際相互理解、社会的弱者、女性のエンパワーメント、地域コミュニティのいずれかで、申請書には一つに✔
  • 国内還元: 原則は国内で実施し、成果も国内に戻す事業
  • 海外実施の扱い: 日本からの参加者向けスタディツアー・研修は可、主な受益者が現地の人々になる活動は不可

対象経費を見積にどう落とし込むか

相談者 山内さん相談者
山内さん
講師への謝金、公民館の会場費、チラシの印刷費を考えています。この3つは対象になりますか。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
3つとも入ります。費目は7つで、講師や通訳など外部専門家への諸謝金、事業に必要な旅費交通費、直接必要な消耗什器備品費、ポスターやパンフレット・資料の印刷製本費、郵送や宅配の通信運搬費、会場借用料と設営費の会議費、少額で他に入らない雑費です。
相談者 山内さん相談者
山内さん
講師謝金は多めに見たいのですが、上限はありますか。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
諸謝金は申請額合計の30%までです。申請額が80万円なら24万円までなので、講師に頼る度合いが大きい企画ほど、会場費や資料づくりとの配分を考え直すことになります。
相談者 山内さん相談者
山内さん
会場は公民館の会議室で、机の配置や片付けの手伝いもお願いする予定です。資料の印刷代は、どの費目に入れればよいですか。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
会場借用料と一緒に会場設営費も会議費に入ります。資料の印刷やコピーは印刷製本費です。見積書は事業に関する資料として添付するので、見積もこの費目ごとに分けて取っておくと、収支予算書にそのまま写せます。
相談者 山内さん相談者
山内さん
収支予算書には、どこまで細かく書けばいいのでしょう。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
費目ごとに、内容と内訳、合計金額、他財源、助成申請額を書く形です。単価と数量が分かるように書くのが基本で、講師なら「1回あたりの謝金×回数×人数」のように分けます。
相談者 山内さん相談者
山内さん
うちの講師は1人で全4回なので、1回分の謝金を4回分に広げて書きます。
費目講座で想定する支出内訳で書くこと
諸謝金(申請額合計の30%まで)外部講師への謝金1回あたりの金額×回数×人数
会議費公民館の会場借用料、机・椅子の設営時間単価×利用時間、設営の見積
印刷製本費ポスター、チラシ、プログラム、配布資料のコピー部数×単価(見積書を添付)
通信運搬費案内状の郵送、資料の宅配通数×単価
旅費交通費・消耗什器備品費・雑費事業に直接必要な移動費、使い切る教材、少額の諸経費事業との関係が分かる説明

対象外になる費用と行動

相談者 山内さん相談者
山内さん
当日はスタッフが何人か働きます。その人件費も申請に入れられますか。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
申請団体と雇用関係にある人の人件費・通勤費は対象外です。事務所の備品や運営費も、事業実施のために必要とは判断されないものは入りません。
相談者 山内さん相談者
山内さん
職員の分は団体の持ち出しで考えます。講師を海外から呼んで話してもらう案もあるのですが、その航空券はどうなりますか。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
海外から日本へ個人や団体を招く場合の現地から日本までの往復交通費(飛行機代など)は対象外です。国内での移動に必要な旅費交通費とは別に見積を取って、航空券だけ別の財源に回します。
相談者 山内さん相談者
山内さん
招く場合の往復は、別の寄付金から出す前提にしておきます。映像を流すためにプロジェクターを買う案もあります。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
消耗品や備品の購入費は対象ですが、恒久的に使用する備品等は対象外です。長く使い続ける機器は恒久的な備品と見られる可能性があるので、購入ではなく会場の設備を使う形も考えてください。
相談者 山内さん相談者
山内さん
買わずに、会場に備え付けの機材で済ませる方向にします。採択された後で企画を変えたくなったときは、自由に変えていいですか。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
自由には変えられません。財団の承認を得ない事業の変更や中止、申請内容の虚偽、助成金の目的外使用が認められると、交付の決定が取り消されることがあります。内容や予算の変更は、実行する前に財団の承認が必要です。
相談者 山内さん相談者
山内さん
費目を足したくなったときも、先に財団へ相談して承認をもらってからにします。

助成の対象にならない可能性が高いもの

団体に雇用されている職員の人件費・通勤費、事務所の運営費、海外から招く人の往復交通費、長く使い続ける備品。そして、財団の承認なしに変えた事業の内容。これらは申請額に含めず、別の財源で組んでおきます。

申請から報告・入金までの順番

相談者 山内さん相談者
山内さん
11月15日は日曜日なので、前の金曜には出すつもりです。書類の準備が間に合うか不安です。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
提出するのは、申請書のExcelと、押印したPDF(全3ページ)の両方、団体の規約・役員名簿・事業計画・決算書など団体の資料、そして見積書などの事業の資料です。押印や資料集めに日数がかかるので、本文を書き始める前に、代表者の印鑑と資料の置き場所を押さえます。
相談者 山内さん相談者
山内さん
役員名簿と最新の決算書を探すのが先ですね。結果が出るのはいつごろですか。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
採否は2026年12月末までにメールで届きます。その後、2027年1月末までに誓約書と銀行振込依頼書を提出し、事業は2027年4月1日から2028年3月31日の間に実施します。
相談者 山内さん相談者
山内さん
採択が決まっても4月まで間があるので、講師や会場の仮押さえを先に進めたいのですが、支払いはどう考えればいいでしょうか。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
助成期間は2027年4月1日からです。期間より前の支払いを対象にできるかは、公表されている案内からは判断できません。契約や支払いの時期を財団に確かめるまでは、支払いを4月以降にずらしておくのが安全です。
相談者 山内さん相談者
山内さん
日程の仮押さえだけにして、支払いは4月以降になるよう業者と話します。事業が終わったあとの報告はいつまでですか。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
実施期間が終わった月の翌月末までに報告書を出します。2027年6月に終わるなら7月末です。2028年3月に終わる事業だけは、2028年4月5日(水)が提出の期限になります。
相談者 山内さん相談者
山内さん
年度末ぎりぎりまで続く企画だと、報告に使える日数が短いんですね。終わる月を前倒しにできないか、日程を見直します。
1申請書と収支予算書、団体・事業の資料を準備提出の前11月15日(日)まで
Excelの申請書に記入し、押印したPDF(全3ページ)を作ります。規約、役員名簿、決算書、見積書もそろえます。
2grant@wesley.or.jp へメールで提出提出期間の最終日まで11月15日(日)まで
PDFとExcelの元データの両方を送ります。容量が重い場合は、クラウドのファイル共有などを使います。
3採否の連絡を受ける提出後2026年12月末まで
選考委員会の結果がメールで個別に届きます。追加資料の依頼やヒアリングが入ることもあります。
4誓約書と銀行振込依頼書を提出採択の連絡後2027年1月末まで
2つの書類をメールに添付して送ります。
5事業を実施助成期間2027年4月1日〜2028年3月31日
財団の承認なしに内容を変えず、広報物にはロゴマークと助成事業である旨を入れます。
6報告書と証憑を提出し、承認後に入金実施期間が終わった月の翌月末まで2028年3月終了の場合は2028年4月5日
報告書・収支決算書、支出の証憑、活動写真、成果物を出します。財団が承認したあと、口座に送金されます。

申請書で説明をそろえる

相談者 山内さん相談者
山内さん
申請書は3ページしかないので、事業の内容と収支予算書がずれていないか心配です。審査では何を見られるのですか。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
審査の基準は五つです。団体と事業の条件を全て満たしているか、事業の目的が明確か、計画性と実現可能性、日本社会への影響、事業の継続性と発展性です。申請書の記入例には、収支予算書に書いた支出との整合性や妥当性を審査する、という注意書きもあります。
相談者 山内さん相談者
山内さん
講座は全4回と書いたのに、予算の講師謝金が3回分になっていたら、そこで引っかかるんですね。回数と人数は、本文と予算で一字一句そろえます。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
金額の面でも、収入の合計と支出の合計が一致し、助成申請額が総予算の80%以内に収まっている必要があります。1ページ目の総予算・申請額と、3ページ目の合計も必ず一致させます。
相談者 山内さん相談者
山内さん
ページをまたぐ金額は、最後に電卓で見比べます。団体のことはどう書けばいいですか。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
団体の概要では、活動実績が1年以上あることが分かるように書きます。添付の資料があれば簡潔に、なければ活動内容や年間の会計実績を詳しく書きます。事業については、継続的な活動なのか単発の企画なのかも分かるようにします。
相談者 山内さん相談者
山内さん
毎月の居場所づくりの延長として保護者講座を位置づけます。参加費は無料の予定ですが、取る場合は徴収額の根拠を書く欄があるので、そのつもりで見積を作ります。

申請書の中で見比べる3組

1ページ目の総額と助成申請額、3ページ目の収入合計と支出合計、事業内容に書いた講座の回数と謝金の回数。この3組が食い違っていないかを、PDFにする前に並べて見比べます。

よくある疑問

相談者 山内さん相談者
山内さん
収支の数字と本文の回数は、そろえて出せそうです。ところで、国内事業のほかにアジア・太平洋地域事業にも出すことはできますか。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
同じ団体が国内事業とアジア・太平洋地域事業の両方に1件ずつ申請することは可能です。ただし、採択されるのは原則どちらか一方だけで、両方が同時に採択されることはありません。助成金の交付は、財団の他の助成金も含めて1年につき1回限りです。
相談者 山内さん相談者
山内さん
一方だけなら、国内事業に絞って力を入れます。過去に財団の助成を受けた団体は、不利になりますか。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
再び申請することはできます。連続の申請は3年までで、国内事業とアジア・太平洋地域事業を通算して数えます。3年連続で採択されると、その後の1年間は申請できません。採択後に辞退した場合もこの回数に入ります。過去の助成回数が多い団体は、選考で優先度が低くなる場合があるとされています。
相談者 山内さん相談者
山内さん
うちは初めての申請なので、その点は問題なさそうです。不採択だったとき、理由を聞くことはできますか。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
採否の理由に関する問い合わせには、回答しないとされています。全ての条件を満たしていても、選考状況によっては不交付になることがありますし、2027年度の採択は30団体程度の予定です。提出した申請書類は返却されないので、控えは手元に残しておきましょう。
相談者 山内さん相談者
山内さん
理由が分からない前提で、控えを使って自分たちで振り返れるようにしておきます。採択された場合、チラシの作り方に決まりはありますか。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
チラシ、ポスター、ウェブサイトなどの広報物と、プログラム、資料、活動報告書などの配布物には、ウェスレー財団のロゴマークを載せ、当財団の助成事業であることを明記します。ロゴは交付決定の通知メールに添付されて届きます。採択が決まると、団体名と事業名、事業内容は財団のウェブサイトなどで公開されます。
相談者 山内さん相談者
山内さん
印刷会社には、ロゴを入れる余白を先に決めておいてもらいます。11月15日は何時まで受け付けてもらえるのかも気になっています。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
募集ページの日程欄には「日本時間17時まで」という書き方がありますが、そこの年の表記が募集期間と食い違っています。時刻は財団の担当宛て(grant@wesley.or.jp)に確かめるのが確実です。
相談者 山内さん相談者
山内さん
日曜日なので、前の金曜までに送って、届いたかどうかも財団に聞いておきます。
この記事は、ウェスレー財団の募集ページ、申請ガイド、申請書の記入例をもとに構成しています。募集の条件や日程は変わることがあるため、申請前には財団の最新の案内で要件と提出方法を確認してください。

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