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Jグランツ(jGrants)で申請できる新規募集の補助金はどれ? 2026年6月時点の一覧と探し方

Jグランツで新規募集の補助金を探すとき、何から確認すべきか。2026年6月時点の主な公募例をもとに、締切、対象者、GビズID準備まで、申請前に見るべき条件を整理します。

補助金フラッシュ 士業編集部公開日: 2026年6月5日
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目次

  • Jグランツで新規募集を見る前の前提
  • 2026年6月時点の新規募集一覧
  • 一覧を見るときの判断軸
  • 申請前にやること
  • まとめ、Jグランツは早く見つけて絞り込むための入口
補助金フラッシュ 事業計画

補助金を探すとき、まず確認したい入口の一つがJグランツ(jGrants)です。Jグランツは、国や自治体の補助金を検索し、制度によってはそのまま電子申請まで進めるためのシステムです。2026年6月時点でも、新規募集の補助金、助成金、奨励金が複数掲載されています。
ただし、Jグランツで見つけた制度が、すぐに自社で申請できるとは限りません。大切なのは、一覧で候補を広げたあと、対象地域、対象経費、締切、GビズIDの準備状況で絞り込むことです。この記事では、2026年6月5日時点で確認できる新規募集の例をもとに、申請前に見るべきポイントを整理します。

目次

  • ●Jグランツで新規募集を見る前の前提
  • 検索画面は入口で、公募要領が最終確認先
  • 申請にはGビズIDの準備が必要
  • ●2026年6月時点の新規募集一覧
  • 6月前半に締切が近い制度
  • 目的別に見る主な制度
  • ●一覧を見るときの判断軸
  • 自社の所在地と対象事業
  • 締切だけでなく事前準備の期限
  • ●申請前にやること
  • GビズIDと担当者の整理
  • 公募要領と提出書類の確認
  • ●まとめ、Jグランツは早く見つけて絞り込むための入口
  • 最初に確認したいこと
Jグランツ(jGrants)で申請できる新規募集の補助金はどれ? 2026年6月時点の一覧と探し方

Jグランツで新規募集を見る前の前提

検索画面は入口で、公募要領が最終確認先

Jグランツは補助金を探す入口として便利です。デジタル庁が運営する電子申請システムで、法人や個人事業主はGビズIDを使って補助金を検索し、申請手続きに進めます。国の大型補助金だけでなく、東京都や県の助成金、奨励金のような地域の制度も掲載されます。1

意外と見落とされやすいのは、Jグランツに掲載されているからといって、申請判断がJグランツ画面だけで完結するわけではないということです。制度ごとに公募要領、募集要項、申請様式、提出資料、事前相談の要否が分かれます。例えば、東京都中小企業振興公社のゼロエミッション推進に向けた事業転換支援事業では、申請はJグランツでのみ受け付ける一方、GビズIDの発行に時間がかかるため余裕を持った事前登録を求めています。2

ポイント

Jグランツで制度名を見つけたら、次に見るべきなのは公募要領です。検索結果は候補探しに向いていますが、対象者、対象経費、提出書類、受付方法、締切時刻は制度ごとに異なります。気になる制度を見つけた段階で、公式ページと公募要領を同時に確認する流れにしておくと、申請直前の手戻りを減らせます。

申請にはGビズIDの準備が必要

Jグランツで申請に進むには、原則としてGビズIDの準備が必要です。GビズIDには複数のアカウント種別があり、補助金申請では、情報閲覧から申請まで対応するGビズIDプライム、または組織内で発行するGビズIDメンバーを使うケースが中心です。GビズIDプライムはオンライン申請なら最短即日、書類申請なら1週間程度と案内されています。3

ここで重要なのは、締切日から逆算してIDを準備することです。6月中旬締切の補助金を6月上旬に見つけた場合、書類申請でGビズIDを取ろうとすると、計画書作成や添付書類の準備に使える時間がかなり短くなります。補助金を本格的に探す前に、代表者名義のGビズIDプライムを整えておくと、候補制度を見つけたあとに動きやすくなります。

2026年6月時点の新規募集一覧

6月前半に締切が近い制度

2026年6月時点の新規募集では、6月中に締切が来る制度が目立ちます。特にIP360の海外展開支援は、経済産業省のコンテンツ産業支援メニューで、メニュー7、8、9の第2回公募が2026年5月29日に始まり、6月19日17時締切とされています。ローカライズ支援は上限4,000万円、プロモーション支援は上限2,000万円、IPエコシステム世界展開支援は最大2億円と、コンテンツIPの海外展開を考える事業者には大きな制度です。4

一方で、東京都のAI×データ知財取得支援助成事業は、AI等の技術革新によるデータ活用技術に関連した特許取得を支援する制度です。第1回申請は2026年5月27日から6月30日17時までで、助成限度額は通常45万円、小規模企業者は60万円とされています。金額は大型補助金ほど大きくありませんが、特許出願から登録までの費用を押さえる目的では検討しやすい制度です。5

目的別に見る主な制度

以下は、Jグランツの新規募集情報として2026年5月26日から6月1日分に掲載、紹介された主な制度を、申請検討の入口として整理したものです。制度の受付状況は変わるため、実際に申請する際はJグランツの申請フォームと公式ページの募集要項を確認してください。6

制度名主な対象、使い道まず確認したいポイント
2026年度資源国脱炭素化、エネルギー転換技術等支援事業費補助金第2回公募資源国での脱炭素化、低炭素化に関する技術移転や調査大規模事業向けのため、実施体制と海外展開計画
経営力強化に向けた創意工夫チャレンジ促進事業助成金、賃上げ重点コース東京都内の中小企業による事業改善、設備投資、販路拡大など2026年6月12日16時締切と賃上げ計画の達成条件
東京都テレワーク定着強化奨励金テレワーク制度の定着、社内ルール整備既に導入済みか、これから整備する段階か
ゼロエミッション推進に向けた事業転換支援事業、製品開発助成都内中小企業等による脱炭素関連製品の開発、改良単独申請1,500万円、共同申請3,000万円の上限と技術開発要素
バス事業者人材開発支援奨励金都内乗合バス事業者の運転手採用、人材育成対象労働者や免許取得費用の負担条件
石川県中小企業等海外展開支援事業費補助金、海外出願支援事業石川県内中小企業の外国出願費用国内出願済みであること、採択後の外国出願予定
2025年度資源国脱炭素化、エネルギー転換技術等支援事業費補助金第4回公募資源国向けの技術移転、調査、研究2025年度予算の公募であることと上限額
AI×データ知財取得支援助成事業、第1回申請都内中小企業等のAI、データ活用技術に関する特許取得2026年6月30日17時締切と助成対象経費
IP360 海外展開支援、ローカライズ支援コンテンツIPの翻訳、編集、現地向け調整2026年6月19日17時締切と海外売上計画
2025年度産油国石油精製技術等対策事業費補助金第4回公募産油、産ガス国での人材育成、技術調査2025年度予算の公募と支援対象国
2026年度産油国石油精製技術等対策事業費補助金第2回公募産油国での技術移転、基盤設備高度化など大型事業向けの予算規模と実施体制
IP360 海外展開支援、IPエコシステム世界展開支援複数IPを連携させた海外イベント、出展4者以上の権利者連携と対象IPの整理
IP360 海外展開支援、プロモーション支援コンテンツIPの海外向けプロモーション中堅、中小企業要件と重点国での展開
資源自律経済確立産官学連携加速化事業資源循環、サーキュラーエコノミー関連の実証や設備投資サーキュラーパートナーズ会員などの要件
2026年度第1回事業承継支援助成金都内中小企業の事業承継、再生、専門家活用指定支援機関の支援や外部専門家費用の対象範囲
2026年度テレワークトータルサポート助成金テレワーク機器、環境整備、定着支援申請前のテレワーク相談窓口利用
グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金、大型実証非ASEAN加盟国での大型実証、新市場開拓事業規模が大きく、共同体制と資金計画が重要
埼玉県中小企業等奨学金返還支援事業補助金従業員の奨学金返還支援制度を設ける埼玉県内事業者2026年6月1日から11月30日までの申請期間
鹿児島県中小企業等海外展開支援事業費補助金、海外出願支援事業鹿児島県内中小企業の外国出願費用出願予定の権利区分と海外展開計画
水力発電導入促進支援事業費補助金、事業性評価支援事業中小水力発電の地点選定、調査、設計2次締切が2026年6月26日到着分まで
東京都若者世代職場定着促進助成金、第2回申請受付若者の職場定着、育成計画、福利厚生整備対象となる雇用経路や制度整備内容
東京都正規雇用転換安定化支援助成金、第2回申請受付非正規雇用から正規雇用への転換後の定着支援国のキャリアアップ助成金との関係
東京都就職氷河期世代等安定就業サポート助成金、第2回申請受付就職氷河期世代等の採用、定着支援対象者の要件と都の関連事業利用の有無

表を見ると、Jグランツの新規募集は一つの分野に偏っていないことが分かります。設備投資、知財、海外展開、人材確保、働き方改革、エネルギー、事業承継まで幅広く、同じ新規募集でも準備に必要な資料はまったく違います。自社に近い分野だけを見るのではなく、使い道から逆引きすることが候補を見落とさないコツです。

一覧を見るときの判断軸

自社の所在地と対象事業

補助金を探すときに最初に見るべきなのは、金額よりも対象者です。東京都の制度であれば、都内に本店や支店があり、実質的な事業活動を行っていることが求められる場合があります。埼玉県の奨学金返還支援事業補助金も、県内に事業所がある中小企業等を対象にしています。7

次に見るべきなのが、対象事業と対象経費です。ゼロエミッション推進に向けた事業転換支援事業では、試作開発から試験評価、実証実験の段階が支援範囲で、生産や量産対応の機器等は対象外とされています。つまり、同じ製品開発でも、研究開発に近いのか、量産設備の導入なのかで判断が変わります。2

ポイント

補助金の一覧を見ると、上限額の大きい制度に目が行きがちです。しかし、最初に確認すべきなのは、自社が対象地域、対象事業、対象経費に入るかどうかです。ここが合わない制度は、どれだけ金額が大きくても申請候補になりません。金額は、要件を満たしたあとに比較する項目です。

締切だけでなく事前準備の期限

補助金の締切は、申請フォームを送信する最後の日だけを意味するわけではありません。事前相談、支援機関の確認、見積書の取得、社内承認、GビズIDの準備など、締切より前に終えておく作業があります。東京都のテレワークトータルサポート助成金では、テレワーク相談窓口やコンサルティングを利用した都内中堅、中小企業等が対象とされています。8

締切に間に合うかの判断は、申請書を書き始められる日で決まります。例えば、6月19日締切の制度を6月10日に見つけた場合、事業計画書、見積書、履歴事項全部証明書、参加同意書などが必要であれば、実質的な準備期間はかなり限られます。新規募集を見つけたら、まず締切日ではなく、必要書類をそろえられる最終日から逆算することが重要です。

申請前にやること

GビズIDと担当者の整理

申請候補が見つかったら、社内で誰が申請作業を担当するかを決めます。代表者、経理担当、現場責任者、外部専門家が関わる場合、Jグランツのログイン権限と申請内容の確認責任を分けて考える必要があります。GビズIDメンバーを使う場合も、プライムアカウント側で利用できる行政サービスを設定する作業が必要になることがあります。

申請前の確認は、最低限以下の流れで進めると整理しやすくなります。

  • GビズIDプライムまたはメンバーでJグランツにログインできるか確認する
  • 申請候補の公募要領、募集要項、申請様式を保存する
  • 対象経費に入れたい支出について、見積書や仕様書を準備する
  • 交付決定前に契約、発注、支払いをしてよいか確認する
  • 提出前に、申請者情報、金額、添付ファイル名の整合性を確認する

この段階で重要なのは、申請作業を一人に抱え込ませないことです。補助金は事業計画、経費、証拠書類、電子申請がつながっているため、経営者だけ、または担当者だけで進めると、どこかで確認漏れが起きやすくなります。

公募要領と提出書類の確認

申請前には、制度の目的に自社の取り組みが合っているかを確認します。例えば、事業承継支援助成金は、都内中小企業の持続的な成長、発展に向けた新たな事業展開に寄与し、円滑な事業承継や経営改善につなげることを目的としています。対象経費も、外部専門家等への委託費用が中心です。9

つまり、単に専門家費用が発生するから使えるのではなく、事業承継や経営改善の流れに沿っている必要があります。補助金ごとに、目的、対象者、対象経費、対象期間、審査の見方は異なります。Jグランツで候補を見つけたら、制度名だけで判断せず、自社の事業計画に自然に合うかを確認してください。

まとめ、Jグランツは早く見つけて絞り込むための入口

最初に確認したいこと

2026年6月時点のJグランツには、海外展開、知財、テレワーク、事業承継、人材定着、エネルギー関連など、幅広い新規募集が掲載されています。申請候補を探すうえで、Jグランツは非常に便利な入口です。

ただし、一覧を見るだけでは申請可否は判断できません。最初に見るべきなのは、対象地域、対象者、対象経費、締切、GビズIDの準備状況です。特に6月中に締切が来る制度は、申請書を書き始める前に、必要書類と社内確認の時間が足りるかを見極める必要があります。

補助金探しで大切なのは、使えそうな制度を広く見つけることと、使えない制度を早く外すことです。Jグランツの新規募集一覧を定期的に確認し、自社の所在地、投資内容、事業計画に合う制度だけを公募要領で深掘りすれば、申請準備の時間を無駄にしにくくなります。

出典・参考資料

  1. 「Jグランツ ネットで簡単!補助金申請」Jグランツ ↩

  2. 「ゼロエミッション推進に向けた事業転換支援事業(製品開発助成)」東京都中小企業振興公社 ↩

  3. 「申請アカウントの選択」GビズID ↩

  4. 「コンテンツ産業支援メニュー」経済産業省 ↩

  5. 「AI×データ知財取得支援」東京都中小企業振興公社 ↩

  6. 「補助金・助成金の新規募集一覧 Jグランツから5月26日~6月1日分」ツギノジダイ ↩

  7. 「中小企業等奨学金返還支援事業補助金の申請受付を6月1日から開始します」埼玉県 ↩

  8. 「令和8年度テレワークトータルサポート助成金概要」東京しごと財団 ↩

  9. 「令和8年度 事業承継支援助成金」東京都中小企業振興公社 ↩

執筆者:補助金フラッシュ 士業編集部

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執筆者
補助金フラッシュ 士業編集部
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