M&Aや事業承継に伴う専門家費用や関連経費を支援します。引継ぎ後の生産性向上や地域経済の維持・創出に向けた取組が対象です。
事業承継やM&Aに取り組む中小企業者等を対象に、専門家活用にかかる経費を支援する制度です。株式譲渡、第三者割当増資、株式交換、吸収合併、吸収分割、事業譲渡などによる経営資源の引継ぎを伴う取組が対象で、引継ぎ後の生産性向上や地域の雇用維持・創出、地域経済を牽引する事業の実現を見込む案件が対象です。
事業再編や事業統合を通じて、株式や経営資源を引き継ぎながら事業を拡大したい中小企業者等に向いています。M&Aの実行にあたり、仲介、デュー・ディリジェンス、契約書作成、クロージング、許認可申請などで専門家の支援を必要とする場合に活用しやすい制度です。
事業再編・事業統合に伴う株式や経営資源の譲受・譲渡、M&Aの実行に向けた専門家活用が対象です。具体的には、買い手支援類型、売り手支援類型、100億企業特例、小規模売り手支援類型に関する取組が含まれます。
システム利用料はM&Aマッチングプラットフォームの登録料・利用料が対象です。委託費には、DD費用、契約書等の作成・レビュー、クロージング手続き費用、許認可等申請費用、社会保険労務士費用、セカンドオピニオン費用などが含まれます。廃業費としては、廃業支援費、在庫廃棄費、解体費、原状回復費、リースの解約費、土壌汚染調査費、移転・移設費が対象です。
2026年10月02日 〜 2026年11月06日
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公募要領は三冊、載っている数字はそれぞれ別物。自分の立場に合う一冊を選ぶのが第一歩
専門家活用枠の16次公募は、買い手、売り手、小規模な売り手、売上100億円を目指す買い手で入口が分かれています。金額の読み分けから、経費のルール、交付決定後の手続きまでを、売り手の目線を中心にたどります。
公募要領
三冊
買い手・売り手向け、100億企業特例、小規模売り手支援類型に分かれます。
申請の締切
2026年11月6日17時
受付は2026年10月2日から。電子申請のJグランツだけで受け付けます。
数字の出どころ
100億企業特例の分
上限2,000万円、補助率1/2・1/3、譲渡価額5億円以上は特例の公募要領の数字です。
| 公募要領 | 補助率 | 補助上限額 | 廃業費を併用したとき |
|---|---|---|---|
| 買い手支援類型(Ⅰ型) | 2/3以内 | 600万円(デュー・ディリジェンスを実施すれば200万円加算) | 300万円が別枠で加わる |
| 売り手支援類型(Ⅱ型) | 1/2以内。営業利益率の低下か赤字なら2/3以内 | 600万円(同じく200万円加算) | 300万円が別枠で加わる |
| 100億企業特例(買い手) | 1/2以内。1,000万円超の部分は1/3 | 2,000万円 | 300万円が別枠で加わる |
| 小規模売り手支援類型 | 2/3以内 | 450万円 | 150万円が別枠で加わる |
立場ごとの入口の整理
| 費用の例 | 補助上の扱い | 見積で気を付けること |
|---|---|---|
| 契約書の作成・レビュー、クロージング手続き | 委託費に含まれる | 弁護士・司法書士など専門家ごとに内訳を分ける |
| 社会保険労務士費用、許認可等の申請費用 | 委託費に含まれる | 1件50万円以上(税抜)なら相見積を揃える |
| マッチングプラットフォームの登録料・利用料 | システム利用料として対象 | 加入日が交付決定より前かどうかを残す |
| マッチングプラットフォームの成約手数料 | 交付決定前の加入なら対象外 | 加入日を契約書や登録画面で示せるようにする |
対象外や取消しにつながる動き
補助事業の根幹業務の丸投げ、停止措置を受けた事業者との100万円以上の契約、休眠会社や実態のない会社を相手にしたM&A、他の国費補助金との内容の重複は、対象外や取消しの原因になります。
保存と承認の段取り
補助事業の経費は帳簿を分けて管理し、契約書、請求書、振込の控えを案件ごとに保存します。消費税の仕入控除税額は分かる範囲で減額して申請し、配分額の変更や50万円以上の役務の入れ替えは事前の承認を得てから動きます。

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