量子コンピュータの次世代機開発に向けた部素材の研究開発を支援します。企業や大学等による先端技術開発と実証を後押しする公募です。
ポスト5Gに対応した情報通信システムの中核となる技術を開発し、我が国の開発・製造基盤の強化を目指す研究開発公募です。今回の募集では、大規模量子コンピュータの実現に向けた部素材開発として、極低温冷凍機システムの開発と、レーザー駆動型大規模量子コンピュータに向けたレーザー開発を対象にしています。企業等が単独または複数で提案でき、本邦の企業等が研究開発の中核を担うことが求められます。
量子コンピュータ関連の部素材や装置の研究開発を進めており、国内の研究開発拠点を基盤に、国外に対する競争力強化につながる提案を行いたい企業や大学等に向いています。学術機関と連携した共同研究を含めて、先端技術の実証や事業化を見据えた開発を進める場合にも適しています。
企業等が対象で、単独または複数での応募が可能です。本邦の企業・大学等で、日本国内に研究開発拠点を有していることが求められます。本邦の企業等が研究開発の中核を担い、国外に対する本邦の競争力強化に資する提案である必要があります。国立研究開発法人が応募する場合、民間企業への再委託等は原則認められません(再委託先等へ資金の流れがないものを除く)。技術情報流出防止のための措置も必要です。
大規模量子コンピュータの実現に向けた部素材開発として、極低温冷凍機システムの開発、レーザー駆動型大規模量子コンピュータに向けたレーザー開発を行う取り組みが対象です。
土木・建築工事費、機械装置等製作・購入費、保守・改造修理費、研究員費、補助員費、消耗品費、旅費、外注費、諸経費、委託費・共同研究費が対象です。学術機関等に対する共同研究費は、別に定める金額以内の定額補助です。
Jグランツでの応募受付となり、採択・不採択の結果も原則として同システムで通知されます。応募にはGビズIDプライムアカウントまたはGビズIDメンバーアカウントが必要です。
委託費及び共同研究費の合計額は、原則として補助対象費用総額の50%未満です。2027年度にステージゲート審査が予定されており、開発初年度は2027年度の単年度交付決定です。
2026年10月14日 〜 2026年11月16日
| 公募要領 | |
| 交付要綱 | |
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総額12.5億円/2年の枠で、量子コンピュータ次世代機の部素材開発に挑む公募
極低温冷凍機とレーザーという二つの開発項目、企業の区分で変わる補助率、委託・共同研究の上限、事前相談から11月16日正午のJグランツ提出までの動き方に絞って、応募前に判断したい点を整理します。
上限の枠
総額12.5億円/2年
NEDO負担ベースの枠で、冷凍機(g12-2-1)が5億円、レーザー(g12-2-2)が7.5億円という内訳です。
補助率
2/3 または 1/2
中堅・中小企業・ベンチャーは2/3、それ以外は1/2です。学術機関等への共同研究費は定額補助になります。
応募期限
2026年11月16日(月)正午
提出はJグランツのみ。事前相談の申込は10月30日12時までと、さらに前倒しです。
下の表は、補助対象費用の例ごとに、区分別のNEDO負担額を並べたものです。
| 補助対象費用の例 | 2/3の区分(中堅・中小企業・ベンチャー) | 1/2の区分(それ以外) | g12-2-1の上限5億円との関係 |
|---|---|---|---|
| 6億円 | 4億円 | 3億円 | どちらも上限の内側 |
| 7.5億円 | 5億円 | 3.75億円 | 2/3の区分でちょうど上限に届く |
| 9億円 | 6億円(上限5億円で頭打ち) | 4.5億円 | 2/3の区分は上限を超える分が自己負担になる |
応募の立場で見ておく点
| 費目 | 冷凍機・レーザー開発に当てはめた例 | 見積の分け方 |
|---|---|---|
| 機械装置等製作・購入費 | 試作機の製作、レーザー光源や冷却部品の購入 | 製作と購入を行ごとに分ける |
| 土木・建築工事費 | 試験設備を置く部屋の工事 | 工事と装置を一本の見積にしない |
| 研究員費・補助員費 | 開発に関わる担当者の人件費 | 研究員と補助員を区別して整理する |
| 委託費・共同研究費 | 大学などとの共同研究 | 二つの合計が対象費用総額の50%未満かを試算する |
認められない可能性が高いもの
紙・郵送・メールでの提出、国立研究開発法人から民間企業への再委託を含む組み方、量子コンピュータへの応用が示せない提案は、認められない可能性が高くなります。
説明の筋をそろえたい3点
書面、ヒアリング、追加資料のどこでも同じ数字と役割分担で話せること。競争力強化と国内中核の体制が、技術説明とつながっていること。ステージゲートを見据えた1年目の到達点を示せること。

専門家が補助金のご相談をお受けしております。お気軽にお問い合わせください。
神戸市内の中小企業によるロボット導入・SIer育成のための設備取得を助成し、技術力と生産基盤の強化を支援します。
県内中小企業等による独自性・付加価値の高い製品・技術の構想から試作・製品化までの開発経費を支援します
倉敷市内で行う先端技術の実証実験を、経費支援と実証フィールドのあっせんで後押しします。
新製品・新技術の開発段階に応じて、市場調査や試作、技術開発、展示会出展などの費用を支援します。
革新的な研究と新技術の実用化を支援し、研究経費を最大4/5、上限2,400万円まで補助します。
都内中小企業の技術開発・改良から販路拡大までを一貫支援し、都市課題の解決と事業化を後押しします。