介護現場の安全確保を支援。利用者宅への複数名訪問にかかる経費を補助します
大阪府では、介護人材が安心して働ける就業環境を整備するため、利用者等による暴力行為や著しい迷惑行為、器物破損行為等が認められる利用者宅への訪問に際して、複数名での訪問が必要となった場合の経費を補助します。本事業は、介護報酬の加算適用が困難なケースにおいて、安全確保のための2人目派遣にかかる費用を支援することを目的としています。
利用者からの暴力行為や迷惑行為により、単独での訪問が困難なケースを抱えている在宅介護事業者の方におすすめです。安全確保のために複数名での訪問体制をとる必要があり、かつ介護報酬の加算適用が難しい状況にある事業所が対象となります。
大阪府内の在宅介護事業者等が対象です。具体的には、訪問介護、訪問看護、居宅介護支援、介護予防訪問看護、介護予防支援、および介護予防・日常生活支援総合事業における第一号訪問事業を行う事業者が含まれます。申請にあたっては、利用者等からの暴力行為等について、サービス提供記録や医師・介護支援専門員等の第三者意見書等で確認できる書類が必要です。また、府が実施するカスタマーハラスメントに関する研修を前年度に受講済み、または当該年度に受講予定であることも要件となります。
利用者等による暴力行為等から従事者の安全を確保するため、複数名での訪問によるサービス提供を行う取り組みが対象です。介護報酬の加算適用が困難な状況において、解決に向けた取り組みや被害軽減の対応を行っていることが求められます。
予算の上限に達した場合、募集期間内であっても予告なく終了することがあります。原則として事前申請が必要ですが、急な事情により事前申請ができなかった場合は事務局へ相談してください。また、他の補助金との重複受給はできません。実績報告書は、補助事業完了日の翌日から起算して30日以内、または令和9年3月分については翌年度の4月15日のいずれか早い期日までに提出が必要です。関連書類は事業完了年度の終了後10年間の保管が義務付けられています。
通年
情報の収集・更新方針は編集方針をご確認ください。
2人目訪問の人件費を、1回2,550円ベースで支える安全対策
利用者宅での暴力行為等により、職員を単独で訪問させにくい大阪府内の在宅介護事業者向けに、対象になる場面、補助額の見方、記録や意見書の準備、申請から実績報告までの動き方を整理します。
補助額の計算軸
1回2,550円
2人目に係る経費を、訪問回数と補助率で積み上げて見ます。
補助率
2分の1
100円未満は切り捨てのため、月ごとの回数整理が重要です。
主な対象場面
複数名訪問
暴力行為等が認められる利用者宅で、安全確保のために2人訪問が必要な場合を想定します。
この制度らしい判断ポイント
| 複数名訪問の回数例 | 計算の置き方 | 補助額の目安 |
|---|---|---|
| 10回 | 2,550円 × 10回 × 1/2 | 12,700円 |
| 20回 | 2,550円 × 20回 × 1/2 | 25,500円 |
| 35回 | 2,550円 × 35回 × 1/2 | 44,600円 |
| 整理する費用・記録 | 申請での見方 | 注意したいずれ |
|---|---|---|
| 2人目に係る経費 | 補助単価と訪問回数で計算 | 事業所全体の人件費とは分ける |
| サービス提供記録 | 暴力行為等と訪問実績の根拠 | 訪問理由が安全確保と結びつくか見る |
| 第三者意見書等 | 暴力行為等を確認する資料 | 記録だけで説明しづらいケースを補う |
後から困りやすい申請
事前申請が必要な通常ケースを後回しにしたもの、同じ経費を他の補助金にも入れているもの、暴力行為等を確認できる書類がないものは、補助対象として認められない可能性があります。急な事情で事前に動けなかった場合は、経緯を整理して事務局へ相談します。
説明を分けておくとよい根拠
暴力行為等の確認資料、2人目を配置した訪問実績、利用者等の同意取得が難しい事情、加算等を適用できない理由、カスタマーハラスメント研修の受講状況は、それぞれ別の確認点としてそろえると申請内容を見直しやすくなります。

専門家が補助金のご相談をお受けしております。お気軽にお問い合わせください。
介護事業所の空調・照明設備更新を支援し、適切なサービス維持と負担軽減を図ります
障害福祉サービス事業所の人件費改善や職場環境整備、研修などの取組を支援します。
海外現地での人材確保や受入れ環境整備を支援し、外国人介護人材の安定的な確保を促進します。
介護現場の人材育成・業務負担軽減・設備導入を総合的に支援する東京都の施策です。
外国人介護人材の受入れにかかる費用を補助し、介護現場の人材不足解消を支援します
訪問介護事業所等の人材確保と経営改善を支援し、安定的なサービス提供体制の構築を後押しします。