事業承継やM&Aに伴う専門家活用費用を支援し、引継ぎ後の事業変革と生産性向上を後押しします。
中小企業者や個人事業主が、事業承継、事業再編、事業統合を契機に新たな取組を行う際の経費の一部を補助する制度です。専門家活用枠では、買い手支援類型と売り手支援類型におけるM&AやPMIに関する専門家費用などを支援します。事業承継やM&Aを通じて、引継ぎや統合に伴う取組を進めたい事業者向けの制度です。
事業承継やM&Aを進めるにあたり、ファイナンシャルアドバイザーやM&A仲介業者などの専門家を活用しながら手続きを進めたい事業者に向いています。買い手側として引継ぎ後の統合や整備を進める場合だけでなく、売り手側として株式譲渡に伴う対応を行う中小企業等も対象です。
事業承継、事業再編、事業統合を契機として行う新たな取組が対象です。専門家活用枠では、M&AやPMIに関わる専門家活用費用が支援対象となります。売り手支援類型では、株式譲渡に伴う手続きや引継ぎに関連する取組が対象です。
専門家活用枠では、FAやM&A仲介にかかる費用が対象です。あわせて、事業承継やM&Aに際して必要な設備投資等も対象になります。FA・M&A仲介費用を補助対象とする場合は、登録された支援機関を利用し、情報提供や実績報告に関する同意が必要です。
申請は16次公募の専門家活用枠を対象とし、買い手支援類型と売り手支援類型の2類型が含まれます。申請期日の前日や当日に集中しやすいため、不備修正を希望する場合は2026年10月29日までの提出が案内されています。申請内容の作成を有償で第三者へ依頼する場合は、行政書士または行政書士法人に限られ、行政書士証憑と委任契約書の提出が必要です。提出後に不備や確認事項がある場合は、Jグランツを通じて連絡されます。
2026年10月2日から
情報の収集・更新方針は編集方針をご確認ください。
仲介手数料もDD費用も、登録業者と交付決定後に結ぶ契約なら補助の土台に
M&Aで会社を譲る側も、譲り受ける側も使える枠です。どの業者に頼むか、いつ契約するか、成約まで進むかで補助額が変わる仕組みを、後継者のいない町工場の社長が会社を譲る場面を例に解きほぐします。
補助上限
最大800万円
基本の600万円に、DDを実施する場合の200万円を加えた額です。廃業費を併用すると300万円が上乗せされます。
売り手の補助率
2/3以内
営業利益率の低下か、直近決算の赤字に当たる場合です。当たらなければ1/2以内です。
対象になる仲介・FA
登録業者のみ
M&A支援機関登録制度に登録されたFA・仲介業者による支援に限られます。
売り手と買い手で変わること
類型と状況ごとの補助率と上限を並べると、次のようになります。
| 区分 | 補助率 | 上限 |
|---|---|---|
| 売り手支援類型(利益率低下・赤字に該当) | 2/3以内 | 600万円 |
| 売り手支援類型(該当しない) | 1/2以内 | 600万円 |
| 買い手支援類型 | 2/3以内 | 600万円 |
| DDを実施する場合 | 上と同じ | 200万円を加算 |
| 廃業費を併用する場合 | 上と同じ | 300万円を上乗せ |
| 期間内にクロージングしなかった場合 | 上と同じ | 300万円(原則DD費用のみ) |
| 経費区分 | 売り手の譲渡で当てはまるもの | 注意点 |
|---|---|---|
| 委託費 | FA・仲介の相談料、着手金、中間報酬、成功報酬 | 登録FA・仲介業者の支援に限る |
| システム利用料 | M&Aマッチングサイトの登録料・利用料・成約手数料 | サイトが付加的に行う仲介業務は委託費として扱う |
| 保険料 | 売り手が手配する表明保証保険 | 同じ案件で買い手と重複加入しない |
| 謝金・旅費・外注費 | 専門家への謝金、交渉のための出張など | 交付決定後、期間内に契約と支払いを終える |
補助の対象にならない進め方
交付決定前に専門家と結んだ契約、登録されていないFA・仲介業者への手数料、補助事業期間の前に結んだ最終契約を覚書でずらしたもの、物品・不動産だけの売買や親族内の事業承継は対象外です。期間内にクロージングしなければ、原則としてDD費用のみが対象になります。
売り手の計画で伝えたいこと

専門家が補助金のご相談をお受けしております。お気軽にお問い合わせください。
福岡市内の中小企業・小規模事業者向けに、設備資金や運転資金、創業・海外展開・脱炭素投資など多様な融資メニューを提供します。
福岡市の中小企業向けに設備資金や運転資金、創業支援や再エネ導入など幅広い資金を提供します。
岩手県内の中小・小規模事業者の事業承継に伴う新たな取組や第三者承継の準備を支援し、実行に必要な経費の一部を補助します。
坂井市内で事業を承継し、販路開拓や経営安定に取り組む後継者を支援します
市内の商業振興や地域経済の活性化につながる店舗改修、備品購入、移動販売車の整備などを支援します。
村民の暮らしを支える各種助成制度を分野別にまとめた一覧です。子育て、住宅、産業、地域活動などの費用負担を軽減する制度を確認できます。