市内で事業所を新設・増設した事業者に対し、固定資産税相当額の助成や新規雇用に応じた奨励金を交付します。
竹原市内に事業所を新設または増設した事業者を対象に、設備設置に伴う固定資産税相当額の助成と、新規雇用に応じた奨励金を交付する制度です。市内での設備投資や雇用拡大に取り組む事業者の進出・定着を支援します。
市内で新たに事業所を設ける事業者や、既存拠点を増設して事業を広げる事業者に向いています。固定資産を取得して操業を始める場合や、竹原市居住者を継続雇用しながら人員を増やす計画がある場合に利用しやすい制度です。
竹原市内に事業所を新設または増設した事業者が対象です。竹原工業・流通団地事業所立地促進制度の対象となる事業者は除かれます。
新設または増設した事業所の事業開始後6カ月以内に指定の申請を行う必要があります。
市内での事業所の新設または増設に伴い、設備を導入して操業を開始する取組と、新規雇用を行う取組が対象です。新規雇用奨励金は、事業所の新設または増設を行い、竹原市居住者を1年以上継続して雇用した場合に交付されます。従業者が転入して1年以上居住した場合も含まれます。
設備設置奨励金は、投下固定資産の取得額の合計が1億円以上で、中小企業者は5,000万円以上であることが指定の基準です。加えて、交付対象期間において市内事業所の従業員数を維持する必要があります。
新規雇用奨励金は、市内事業所における新規雇用従業員が3名以上で、中小企業者は1名以上であることが指定の基準です。申請後は、条件を満たした後に請求に応じて交付されます。
情報の収集・更新方針は編集方針をご確認ください。
固定資産税相当額を3年度間助成、各年度5,000万円まで。新規雇用は1人30万円
竹原市内に事業所を新設・増設した事業者向けの奨励金です。設備の奨励金と雇用の奨励金の2本立てで、事業開始後6か月以内の指定申請、投下固定資産の基準、市内居住者の1年以上の雇用を中心に、立地を決める前の判断材料を整理します。
設備設置奨励金
固定資産税相当額を3年度間助成
助成限度額は各年度5,000万円です。
新規雇用奨励金
1人につき30万円
市内の居住者を1年以上継続して雇用した場合で、助成限度額はありません。
申請の入口
事業開始後6か月以内に指定申請
指定を受けた事業者が、その後に奨励金の交付を申請します。
- 相談者: 奨励金を受けるには、申請を何回かに分けてする必要があるのでしょうか。 - 補助金Flash編集部: 2段階です。最初に、指定申請書(様式第1号)で市の指定を受け、指定を受けた事業者が、奨励金ごとに交付申請書を出します。設備のほうは施設設置奨励金交付申請書(様式第3号)、雇用のほうは新規雇用奨励金交付申請書(様式第4号)で、その後に奨励金請求書(様式第6号)で請求します。 - 相談者: 指定を受ける段階で、どんな基準があるのですか。 - 補助金Flash編集部: 設備のほうは、投下固定資産の取得額の合計が1億円以上、中小企業者なら5,000万円以上で、かつ交付の対象期間に市内事業所の従業員数を維持することです。雇用のほうは、事業所の新設または増設を行い、市内事業所の新規雇用従業員が3名以上、中小企業者なら1名以上であることです。 - 相談者: うちの会社が中小企業者に当たるかどうかは、どこで決まりますか。 - 補助金Flash編集部: 市のページには中小企業者の定義が示されていません。事業計画書には、資本金と常時使用する従業員数を書く欄があるので、その数字をもとに、市の産業振興課で当てはまるかを確認してください。 - 相談者: 団地への進出も考えているのですが、同じ制度で受けられますか。 - 補助金Flash編集部: 竹原工業・流通団地事業所立地促進制度の対象となる事業者は、この制度の対象から除かれます。市の企業誘致のページには、ほかに事業所立地促進制度、サテライトオフィス等誘致促進助成金も並んでいるので、立地先によって使う制度が分かれます。 - 相談者: 立地先の候補を決めてから、どの制度になるかを聞きます。
2つの奨励金と、手続きの段階
- 相談者: 設備設置奨励金は、税額と同じ額が戻るなら、いくら見込めるのかを知りたいです。 - 補助金Flash編集部: 助成額は、投下固定資産に係る各年度の固定資産税額に相当する額で、操業を始めた後に課税される分を、3年度間助成します。ただし、各年度の限度額は5,000万円です。たとえば、ある年度の固定資産税額が300万円なら、その年度は300万円が助成の対象です。 - 相談者: 税額は、年によって変わると思います。3年間同じ額ではないのでしょうか。 - 補助金Flash編集部: 各年度の税額に応じて決まるので、年度ごとに額は変わります。交付の申請書には、土地、家屋、償却資産ごとに、その年度の固定資産税額を書く欄があり、合計は千円未満が切り捨てになります。 - 相談者: 雇用のほうは、人数に応じて増えるのですね。 - 補助金Flash編集部: 1人につき30万円で、限度額はありません。たとえば、新規雇用の従業員が8人なら240万円です。ただし、対象になるのは、事業所の新設または増設に伴って雇った、市内の居住者を1年以上継続して雇用した場合に限られます。 - 相談者: 採用した人のうち、市外の人は数えられないのですね。住所は、いつの時点で見られますか。 - 補助金Flash編集部: 従業員が転入して、1年以上居住した場合も含まれます。申請書には、従業員ごとの住所と、雇用した年月日、住民となった日を書く欄があります。入社の日と、住民になった日の両方を記録しておいてください。 - 相談者: 採用予定の人に、転居の予定を聞いておきます。
| 奨励金 | 助成額の考え方 | 限度額 | 例(仮の数字) |
|---|---|---|---|
| 設備設置奨励金 | 各年度の固定資産税額に相当する額を3年度間 | 各年度5,000万円 | 年度の税額が300万円なら300万円 |
| 新規雇用奨励金 | 1人につき30万円 | なし | 8人を雇用して条件を満たせば240万円 |
- 相談者: 基準にある「投下固定資産の取得額」には、土地も含まれますか。建物と機械だけではなく。 - 補助金Flash編集部: 事業計画書の様式では、投下固定資産は土地、家屋、償却資産に分かれ、それぞれ取得価額を書く総括表があります。土地は所在地番、地目、地積、取得年月日、取得価額を、家屋と償却資産は別の内訳表に書く構成です。総括表の合計に土地も入っているので、土地の取得額も含めて、基準の1億円や5,000万円と比べる形です。 - 相談者: 機械は、どの書類で金額を示せばよいですか。 - 補助金Flash編集部: 指定申請書には、償却資産申告書、または投下固定資産の取得額の合計を証する書類と、固定資産台帳を添えます。ほかに、施設配置図、法人登記事項証明書(個人なら住民票の写し)、定款または規約も必要です。 - 相談者: 取得額の合計が基準に足りないときは、どうすればよいですか。 - 補助金Flash編集部: 基準は取得額の合計で見るので、同じ事業所で増設を重ねて合計が基準に届く場合の扱いは、市に確認が必要です。まずは、新設や増設の計画ごとに、土地・家屋・償却資産の取得額を一覧にして、中小企業者の基準の5,000万円と比べてください。 - 相談者: 計画ごとに取得額の一覧を作って、基準との差を見ます。
| 区分 | 事業計画書に書く内容 | 示す書類 |
|---|---|---|
| 土地 | 所在地番、地目、地積、取得年月日、取得価額 | 固定資産台帳 |
| 家屋 | 内訳表に取得価額を記入 | 固定資産台帳 |
| 償却資産 | 取得価額の合計 | 償却資産申告書、または取得額の合計を証する書類 |
- 相談者: 対象外になるのは、どういう事業者ですか。 - 補助金Flash編集部: 暴力団、暴力団員、暴力団等と密接な関係を有する者は対象外です。風俗営業や性風俗関連特殊営業に当たる事業も外れます。規則の別表に掲げる事業も対象になりません。別表の中身は市のページに載っていないため、自社の事業が別表に当たらないかは、申請前に確認が必要です。 - 相談者: 従業員数を維持する、という基準が気になります。従業員が減ったらどうなりますか。 - 補助金Flash編集部: 設備設置奨励金では、交付の対象期間に市内事業所の従業員数を維持する基準があります。従業員数を維持できなかった場合の扱いは、市のページには示されていませんが、基準を満たさないと交付を受けられない可能性があります。事業計画書には、事業開始日の市内事業所の従業員数を書くので、その数字が基準点になります。 - 相談者: 雇った人が半年で辞めた場合は、30万円の対象になりますか。 - 補助金Flash編集部: 新規雇用奨励金は、市内の居住者を1年以上継続して雇用した場合に交付されます。1年に届かなければ、その人の分は対象になりません。申請書には、雇用保険や社会保険の資格取得の確認通知書も添えるので、雇用の継続も記録で確認されます。 - 相談者: 新設に伴う雇用かどうかは、どう見られますか。 - 補助金Flash編集部: 誓約書で、新規雇用従業員が事業所の新設または増設に伴う者であること、施行規則第10条に定める要件をすべて満たしていることを誓約します。既存の事業所の欠員補充にあたる採用は、新設・増設に伴う雇用に当たるかを、先に市へ確認してください。
対象外になりやすいもの
事業開始後6か月を過ぎてからの指定申請、団地向けの別制度の対象になる立地、従業員数を維持できない事業所、市内に居住しない人の雇用、1年に届かない雇用、新設・増設に伴わない採用は、奨励金の対象として認められない可能性があります。
- 相談者: 工場の着工から奨励金が入るまで、どんな順番で進みますか。時期を整理したいです。 - 補助金Flash編集部: 流れは、用地の取得、着工、完成、事業開始、事業開始後6か月以内の指定申請です。事業計画書には、用地取得年月日、着工年月日、完成年月日、事業開始年月日を書きます。指定を受けたあと、各年度の固定資産税を納めて完納されると、その翌年度に、請求に応じて設備設置奨励金が交付されます。 - 相談者: 税を納めてから、翌年度まで待つのですね。お金が入るまでに時間がかかります。 - 補助金Flash編集部: そうです。たとえば、ある年度の固定資産税を納めた場合、交付されるのはその翌年度です。3年度分を受けるには、数年かかる前提で資金計画を立ててください。 - 相談者: 雇用のほうは、いつ入りますか。 - 補助金Flash編集部: 新規雇用奨励金は、新規雇用従業員の要件を満たした後、請求に応じて交付されます。つまり、雇用して1年以上継続した時点が起点です。 - 相談者: 採用した日から1年後を、請求の目安にします。
- 相談者: 書類が多いので、どこで食い違いが出やすいのか知りたいです。 - 補助金Flash編集部: 食い違いが出やすいのは、事業計画書に書いた取得額と従業員数と、添付する償却資産申告書や固定資産台帳の数字です。指定申請書には、奨励金の額の算定のために、市が固定資産課税台帳を閲覧して調べることへの同意も書かれています。 - 相談者: 市が台帳を調べるなら、申告の内容と取得額の一覧は、一致させておく必要がありますね。 - 補助金Flash編集部: 揃えておくと安心です。申告書の数字と、事業計画書の総括表が違うと、基準の取得額を満たしているのかを説明しにくくなります。 - 相談者: 雇用のほうは、書類はどのくらい必要ですか。 - 補助金Flash編集部: 新規雇用奨励金の申請書には、従業員の氏名、生年月日、住所、雇用年月日、住民となった日を書き、雇用保険被保険者資格取得確認通知書、健康保険・厚生年金保険の資格取得確認及び標準報酬決定通知書、住民票の写し、誓約書を添えます。入社日と、通知書の日付、住民票の日付が、同じ筋で並んでいるかが要になります。 - 相談者: 入社日と住民票の日付を、従業員ごとの一覧表にまとめておきます。
数字と日付をつなぐ点
事業計画書の取得額と従業員数、償却資産申告書や固定資産台帳、雇用に関する通知書と住民票の日付が、互いに食い違わないかを見直します。市は課税台帳を調べる前提なので、申告の内容と整合させておきます。
- 相談者: 指定を受けたあとで、会社の代表が変わったり、事業をやめたりした場合は、どうすればよいですか。 - 補助金Flash編集部: 指定を受けた内容を変更したときは、変更届出書(様式第7号)で届け出ます。変更の区分は、事業承継、廃止、その他のいずれかを書き、変更の内容を証する書類を添えます。 - 相談者: 届出を忘れると、奨励金に影響がありますか。 - 補助金Flash編集部: 影響の内容は市のページには示されていません。ただ、条例にもとづく届出なので、変更が出た時点で産業振興課に連絡するのが基本です。電話は0846-22-7745です。 - 相談者: 申請書の様式が古くて、窓口で戻されたりしないか心配です。今の様式は、どう確かめればよいですか。 - 補助金Flash編集部: 市の様式のファイルは2023年に作られたもので、ページの更新日も2023年6月です。年度による見直しがあるかどうかは、示されていません。申請の前に、産業振興課へ最新の様式かを確認してください。 - 相談者: 工場を増設する場合は、取得額の数え方が変わりますか。 - 補助金Flash編集部: 新設も増設も対象で、基準は共通です。増設で取得額の基準を見るときに、増設した分だけを数えるのか、既存の分も含めるのかは、示されていません。ここは数字を左右するので、計画を詰める前に市へ確認してください。 - 相談者: 事前相談の電話では、増設の数え方と中小企業者の当てはまりを聞きます。聞く内容を二つに絞って、メモにしておきます。

専門家が補助金のご相談をお受けしております。お気軽にお問い合わせください。
兵庫県内への製造業立地や投資に対して、設備補助・雇用補助・賃料補助・税制軽減など多面的に支援します。
市内に長年立地する企業の工場等の新増設に対し、固定資産取得費の一部を補助して再投資と雇用維持を支援します。
市内での工場・事務所の新設・増設や本社移転に伴い、対象施設の固定資産税相当額を一定期間交付して立地・雇用を支援します。
市内に製造工場・研究所・物流施設を新設または増設して操業を開始する企業に、土地取得・工場整備・雇用に対する奨励金を交付します。
本町の特定地域への新設・移設・増設に対し、用地取得や操業、雇用に関する助成金を交付して企業立地と雇用拡大を支援します。
焼津市内で工場・物流施設・研究所を新設・増設する企業の用地取得や設備投資・新規雇用を支援し、最大3億円を補助します。