賃上げと生産性向上を両立する設備投資や人材育成、販路拡大を支援します。類型に応じて補助率や上限額が異なります。
鳥取県内に主要な事業所を有し、従業員を1名以上雇用する中小企業者等を対象に、賃上げと生産性向上につながる取組を支援する補助金です。工場の施設改修や機械装置の導入、システム導入、販路拡大のためのホームページやパンフレット作成、人材育成研修の受講などに活用できます。賃上げ環境整備型、収益力強化型、大規模成長投資型の3類型があり、類型ごとに補助率や上限額、要件が異なります。
生産性を高めながら賃上げを進めたい事業者や、省力化・自動化、業務効率化、販路拡大、人材確保・育成に取り組む事業者に向いています。大規模な設備投資を通じて事業拡大を図る場合や、賃金の低い層の時給単価を引き上げながら職場の体制を整えたい場合にも活用しやすい制度です。
鳥取県内に主要な事業所を有する中小企業者等で、従業員を1名以上雇用している事業者が対象です。個人事業主も対象で、非営利法人等は営利部門で要件を満たす場合に対象となることがあります。
賃上げ環境整備型では、賃金が低い層の従業員等の平均時給単価を3%以上引き上げ、パートナーシップ構築宣言を行い、企業支援課長が別に定める経営診断を受ける必要があります。収益力強化型では、従業員等1人当たりの平均給与支給月額を3%以上引き上げ、パートナーシップ構築宣言を行うことが求められます。大規模成長投資型では、従業員等1人当たりの平均給与支給月額を5%以上引き上げ、パートナーシップ構築宣言を行い、付加価値額または従業員1人当たり付加価値額が3年間で9%以上伸びる計画と、従業員等1人当たりの賃金が継続的に増加する計画が必要です。
同一事業者が同時に複数類型へ応募することはできず、認定後の他類型への変更もできません。宗教上の組織・団体、暴力団員等、政治・宗教・選挙活動や公序良俗に反する事業、暴力団等に係る事業などは対象外です。
生産性向上、省力化、自動化、事業拡大、販路拡大、人材確保・育成につながる取組が対象です。具体的には、工場の生産性向上を目的とした施設改修や機械装置の導入、業務効率化のためのシステム導入、販路拡大のためのホームページやパンフレットの作成、従業員の人材育成研修の受講などが含まれます。
建物費には建物附属設備や構築物が含まれます。機械装置費、システム導入費、技術導入費、専門家経費、外注費、知的財産権等取得関連経費、広告宣伝・販売促進費、人材育成費、人材確保費が対象です。消費税及び地方消費税、振込手数料、汎用品のパソコン・スマートフォン・カメラ・車両等、貸出し用途に供するものは対象外です。県外事業者への委託・工事は原則不可で、やむを得ない場合は事前承認が必要です。
認定申請日以降に着手した事業が対象です。事業期間内に支払を含めて補助事業が完了しない場合は交付されません。従業員等一人当たりの平均給与支給月額が必要な引上げ率に達しない場合も対象外です。パートナーシップ構築宣言を行っていることが必要で、賃上げ環境整備型では経営診断の受診も必要です。収益力強化型・大規模成長投資型では、事業計画に応じた賃上げや付加価値額の伸びが求められます。他の国・県の同種補助金を受ける事業は対象外です。交付申請・実績報告は、事業完了および賃金引上げ完了から10日以内、または計画期間終了日から10日以内のいずれか早い日までに行う必要があります。
2026年10月14日 〜 2026年12月18日
情報の収集・更新方針は編集方針をご確認ください。
賃上げ3%以上が入口。上限100万円から1,500万円まで、3つの類型から選ぶ
どの類型で出すか、賃上げをどの期間で測るか、2026年12月18日までにどこまで進めるか。県内の中小企業者が申請前に決めておきたい順に整理します。
補助上限
100万円〜1,500万円
環境整備型は100万円、収益力強化型は従業員数で200万円〜500万円、大規模成長投資型は最大1,500万円です。
補助率
1/2〜3/4
基本は1/2です。賃上げ幅や小規模企業者かどうか、経営診断の受診で率が変わります。
賃上げの条件
3%以上(大規模型は5%以上)
令和6年10月以降に自分で決めた期間どうしを比べて、給与の引上げを示します。
| 類型・区分 | 補助率 | 上限額 |
|---|---|---|
| 賃上げ環境整備型 | 1/2(小規模企業者は2/3) | 100万円 |
| 収益力強化型 | 1/2、賃上げ率5%以上は2/3。診断を受けた小規模企業者は3%以上5%未満で2/3、5%以上で3/4 | 20人未満200万円、20人以上30人未満300万円、30人以上40人未満400万円、40人以上500万円 |
| 大規模成長投資型 | 1/2 | 小規模企業者以外1,500万円、小規模企業者750万円 |
| 15人の製造業が収益力強化型で出す例 | 補助率 | 計算上の額 | 上限との関係 |
|---|---|---|---|
| 対象経費200万円、賃上げ3%台、診断済み | 2/3 | 133万3千円 | 上限200万円の内側 |
| 対象経費250万円、賃上げ5%以上、診断済み | 3/4 | 187万5千円 | 上限200万円の内側 |
| 対象経費400万円、賃上げ5%以上、診断済み | 3/4 | 300万円 | 上限200万円で止まる |
賃上げの測り方で決める3点
| 見積書の行 | 区分 | 見積の取り方・残す資料 |
|---|---|---|
| 加工機の購入と据付 | 機械装置費 | 50万円以上なら相見積り。設置場所は県内 |
| 受発注ソフトとクラウド利用料 | システム導入費 | 専用の仕様が分かる見積。他部門と兼用なら対象部分を分ける |
| 展示会出展、パンフレット、ホームページ | 広告宣伝・販売促進費 | 成果物と、事業の内容が分かる資料 |
| 社員向けの講座受講 | 人材育成費 | 事業の実施に必要な講座だと説明できる内容 |
| 事務用ノートパソコン、営業車 | 原則対象外 | 車両は補助事業のための改良部分のみ相談 |
対象外・交付なしになりやすい行動
事業期間内に支払いまで終えられない発注、賃上げ率が3%に届かない設定、パートナーシップ構築宣言の見送り、期間内に終わらない手形や割賦など認められない支払い方法、補助で買った機器の貸出し・売却。どれも交付額が減る、または交付されなくなる原因になります。
突き合わせられる資料
賃金引上げ計画の計算書の人数、賃金台帳、事業所別被保険者台帳の三つが同じ従業員の範囲を指していること。事業実施計画書の事業概要が、導入する設備や研修と賃上げの関係を説明していること。見積書の品目が、補助事業の内容と対応していること。

専門家が補助金のご相談をお受けしております。お気軽にお問い合わせください。
市内事業者の生産性向上や事業改善に要する設備導入・開発・販路拡大等の経費を最大20万円まで補助します。
神戸市内の中小企業によるロボット導入・SIer育成のための設備取得を助成し、技術力と生産基盤の強化を支援します。
練馬区内の中小企業等を対象に、ホームページ作成から出展支援、認証取得、知的財産取得、商店街空き店舗支援、新規事業の立ち上げまで幅広く補助と伴走支援を行います。
新居浜市の中小企業による経営安定や雇用促進、生産性向上を支援する補助金制度
宇和島市内の中小企業者や創業者の人材育成・販路開拓・生産性向上など多様な取組を補助し、事業強化を支援します。
宇和島市内の中小企業や創業者が、人材育成・販路開拓・業務効率化・創業準備などの経費を幅広く補助します。