都内中小企業等の従業員研修に、研修費の4分の3を助成します。DX推進や資格取得を目的とした学びに活用できます。
都内で事業を営む中小企業等が、従業員のDX推進に必要な知識や技能の習得・向上を目的として実施する研修に対し、受講費の一部を助成します。対象となるのは、教育機関が実施する公開研修や、申請企業等の従業員向けに教育機関へ委託して行うオーダーメイド研修です。
研修は通常の業務と区別できるOFF-JTであることが必要で、1研修あたりの総研修時間数は3時間以上10時間未満です。eラーニングの場合は標準学習時間数が3時間以上10時間未満で、受講者がその8割以上を受講していることが求められます。
従業員にDX関連の研修を受けさせたい都内の中小企業等に向いた制度です。公開研修の受講や、社内向けに教育機関へ委託した研修を通じて、業務に必要なデジタル知識や資格取得に取り組む事業者が利用しやすい内容です。
都内で事業を営む中小企業等で、みなし大企業でないことが必要です。都内に本社または主たる事業所があり、過去5年間に重大な法令違反等がなく、都税の未納付がないことも求められます。
申請対象となる受講者は、申請企業等の従業員で、常時勤務する事業所の所在地が都内であり、研修ごとに総研修時間数の8割以上を受講した者です。申請企業の代表者と個人事業主本人は対象外で、役員は雇用保険に加入している場合のみ従業員として扱われます。
教育機関が計画した既存の公開研修を受講する取組や、申請企業等の従業員を対象に教育機関へ委託して実施するオーダーメイド研修が対象です。いずれも、申請企業等のDX推進に必要な知識・技能の習得や、専門的な資格取得を目的とする研修である必要があります。
研修はOFF-JTで、申請企業等が研修費用を全額負担し、業務命令として労働時間内に実施して賃金を支払っている必要があります。助成を受けようとする研修について、国または地方公共団体から助成を受けておらず、今後受ける予定もないことも条件です。
研修は令和8年4月1日から令和9年3月31日までの間に開始し、令和9年8月31日までに終了する必要があります。申請は研修開始予定日の1か月前までに行い、令和8年4月1日から4月14日開始予定の研修は令和8年3月15日まで受け付けます。
交付申請は紙申請または電子申請で行えます。電子申請にはgBizIDプライムが必要で、紙申請と電子申請のいずれかを選んだ後は、その後の手続きも同じ方法で進めます。他の助成金と同じ研修での併用はできません。
2026年03月01日 〜 2027年02月28日
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受講料の4分の3が助成されるDX研修。日程を決めたら、その1か月前までに申請が必要
従業員にDXの研修を受けさせたい都内の中小企業等に向けて、公開研修とオーダーメイド研修の選び方、助成額の計算、対象にならない研修、実績報告で残す証拠を整理します。
助成額
助成対象経費の4分の3
上限は助成対象受講者1人、1研修あたり7万5,000円です。
1申請企業等の上限
100万円
上限額に達するまで、複数回に分けて申請できます。
研修の長さ
3時間以上10時間未満
1研修あたりの総研修時間数です。eラーニングは標準学習時間数で数えます。
下の表は、受講料ごとの助成額の計算例です。
| 助成対象経費(税抜・1人1研修) | 4分の3で計算 | 実際の助成額 |
|---|---|---|
| 6万円 | 4万5,000円 | 4万5,000円 |
| 10万円 | 7万5,000円 | 7万5,000円(上限と同額) |
| 12万円 | 9万円 | 7万5,000円(上限で止まる) |
2つの型の条件の違い
下の表は、経費の区分ごとに、どちらの型で対象になるかを示します。
| 経費の区分 | レディメイド研修 | オーダーメイド研修 |
|---|---|---|
| 受講料 | 対象 | 対象 |
| 教科書・教材代 | 対象 | 対象 |
| 登録料・管理料 | 対象 | 対象 |
| ヒアリング料 | 対象にならない | 対象 |
| 会場費 | 対象にならない | 対象 |
対象外になりやすい研修
月額定額で見放題の講座、取引先や顧問契約先など資本関係のある教育機関の研修、意識改革や業務説明が中心の内容、通信添削、すでに始まっている研修は助成の対象になりません。研修を選ぶ段階で、提供元との関係と、知識・技能の習得につながる中身かどうかを見ておく必要があります。
研修ごとに組にしてそろえるもの
レディメイドは受講証明書(または8割以上の受講を明記した証明書)、オーダーメイドは出席簿・研修風景の写真・研修実施報告書が、受講を示す書類です。どちらも、振込の控えと、研修名・日程・受講者名の入った領収書が1組になります。

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