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  4. >東京都:「都内産業の活性化に向けた中堅企業の成長促進事業」≪第2回≫(令和8年度)
掲載日: 2026年11月5日
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東京都:「都内産業の活性化に向けた中堅企業の成長促進事業」≪第2回≫(令和8年度)

“都内中堅企業の新規事業創出や設備投資、外部連携による成長を支援します。

補助上限額

1億円

補助率上限

1/3

申請期間

2026年10月15日〜2026年11月16日

都道府県

東京都

実施機関

東京都

詳細情報

概要

東京都内に本社または事業所を有する中堅企業を対象に、研究開発、設備投資、中小企業・スタートアップとの連携などを通じて、新たな事業価値の創出とさらなる成長を後押しする事業です。採択後は、事業コーディネーターや外部支援機関の支援を受けながら、事業計画の実行や成果の公表まで見据えて取り組みを進めます。

こんな事業者におすすめ

都内に拠点を持ち、研究開発や設備導入、販路拡大につながる取り組みを進めたい中堅企業に向いています。中小企業やスタートアップとの連携、M&A、マーケティングを含め、成長の加速を目指す事業者が検討しやすい制度です。

対象者・要件

東京都内に本社または事業所(拠点機能を具備するもの)を有し、常時雇用する従業員数が2,000人以下である中堅企業が対象です。中小企業基本法に定める中小企業の定義に該当せず、みなし大企業にも該当しない必要があります。東京都に法人事業税および法人都民税を納税していることのほか、税金や社会保険料等の滞納がないこと、東京都への賃料・使用料等の債務の支払いが滞っていないことも求められます。
  • 同一支援期間中に、同一内容で国・他自治体・東京都の他事業から委託や助成を受けていないこと
  • 過去の委託・助成事業で不正がなく、東京都からの指名停止措置を受けていないこと
  • 再生手続・更生手続の申立てがないこと
  • 公共の安全及び福祉を脅かすおそれがなく、政治活動・選挙運動・宗教活動を目的としていないこと
  • 暴力団等に該当せず、関係者に暴力団員等がいないこと

対象となる取り組み

研究開発、設備投資、中小企業やスタートアップとの連携を通じた新たな事業価値の創出に向けた取り組みが対象です。事業の成長に真に必要であり、その成果が都内産業全体の活性化に寄与する内容であることが求められます。事業期間中は最後までやり切る意思があり、取り組みの成果を東京都および運営事務局と相談の上で成果報告会等で公表できることも必要です。

補助内容

  • 対象経費: 人材採用費、人材育成費、直接人件費、機械設備費、原材料・副資材費、委託・外注費、産業財産権出願・導入費、M&A費、マーケティング費、広告費、展示会等参加費、イベント開催費
  • 補助率: 1/3
  • 上限額: 1億円
  • 直接人件費は、年度当たり全体の交付申請額の20%が補助限度額です。
  • マーケティング費、広告費、展示会等参加費、イベント開催費の交付申請額合計は、全体の補助金交付申請額の25%以下です。

主な要件・注意点

採択後は令和9年4月以降に別途補助金申請書を提出し、都の審査承認後に契約します。対象となるのは、令和11年3月までに実施と支払が完了した経費です。同一企業から複数テーマの応募は可能ですが、採択は1テーマのみです。審査では、事業の成長性、競争優位性、実現可能性、本事業目的との整合性が評価され、中小企業・スタートアップとの外部連携やパートナーシップ構築宣言の実施が加点要素になります。

申請期間

2026年10月15日 〜 2026年11月16日

対象経費:広告・販路開拓費研修・受講費人件費原材料費設備・機械購入費専門家謝金・コンサル費手数料(決済・振込等)借料・使用料研究開発費外注・委託費
目的:設備投資販路開拓人材育成・雇用拡大研究開発
企業規模:中堅企業

関連資料

公募要領
  • 公募要領
公募要領
  • 公募要領

公式サイト

※本ページは公募要領等をもとに要点を整理しています。制度ごとの詳細・最新情報は公式情報をご確認ください。
https://lme-growth.metro.tokyo.lg.jp/news/r8_call2.html

情報の収集・更新方針は編集方針をご確認ください。

本補助金の活用ガイド

「都内産業の活性化に向けた中堅企業の成長促進事業(Next Edge Tokyo)第2回」の活用ガイド

採択は4社程度、補助は上限1億円。本番は採択後の計画づくりから始まる

東京都の中堅企業向けの成長支援です。応募するのは補助金の申請書ではなく事業案で、補助金は採択後に別途申請します。この二段階の仕組みと、11月16日17時のメール提出までに見ておきたい点を整理します。

相談者 山内さん相談者
山内さん
都内で部品を作っている会社で、従業員は数百人います。新分野向けの製品開発と、スタートアップとの共同開発を考えているのですが、中小企業向けの枠では規模が合わず、使える支援が見つかりませんでした。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
それなら、東京都のNext Edge Tokyoが候補になります。対象は「中堅企業」で、従業員が2,000人以下で、中小企業基本法の中小企業にあたらない企業を指します。令和6年の産業競争力強化法の改正で、新しく定義された区分です。
相談者 山内さん相談者
山内さん
中小企業の枠からはみ出す会社のための仕組みなんですね。うちは大企業の関連会社ではないつもりですが、株主の構成で「みなし大企業」と言われないかが気になります。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
みなし大企業は、同一の大企業が株式を半分以上持っている場合などです。この事業では、従業員が2,000人を超える事業者を大企業として扱います。出資の構成は、応募前に経理や法務と一緒に洗い出しておきたいところです。
相談者 山内さん相談者
山内さん
親会社や大株主の持ち株比率を確認します。ところで、この事業は申請書を出して補助金をもらう形ですか。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
少し違います。出すのは事業案で、第2回公募で採択されるのは4社程度です。応募期間は2026年10月15日から11月16日の17時までで、採択された会社が、事業計画づくりから補助まで続けて支援を受ける流れになります。
相談者 山内さん相談者
山内さん
4社程度だと、競争は厳しそうです。採択されれば、すぐ補助金が出るのでしょうか。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
すぐには出ません。採択は伴走支援が始まる合図で、補助金の申請はそのあとに別の手続きとして控えています。

1億円・1/3・4社程度という数字の読み方

¥

補助上限

1社あたり最大1億円

採択後の事業計画に基づく補助で、補助は令和9年度・10年度に予定されています。

✓

補助率

1/3

残りは自社負担です。人件費と販促系の経費には別の限度があります。

✓

採択予定数

第2回は4社程度

事業コーディネーターの伴走支援とあわせて受けられます。

採択のあとに補助金の申請がある二段階

相談者 山内さん相談者
山内さん
採択が出発点だとすると、補助金の申請書は、どの時点で書くことになるんですか。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
採択で決まるのは、補助金の交付ではなく伴走支援の対象になることです。東京都から運営を委託された事業コーディネーター(三菱UFJリサーチ&コンサルティング)が全体を管理し、事業計画の策定から実行までを支援します。補助金は、採択後の令和9年4月以降に別途補助金申請書を出し、都が審査して承認したあとに契約する順番です。
相談者 山内さん相談者
山内さん
契約が承認のあとということは、対象になる経費はいつまでに終えるものですか。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
令和11年3月までに実施と支払いが終わった経費が対象で、補助は令和9年度・10年度に予定されています。
相談者 山内さん相談者
山内さん
令和9年1月に採択されても、4月までは設備を発注できないんですね。その間の3か月は、何をするのでしょう。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
令和9年1月にコーディネーターによるヒアリング、2月に支援実施計画の策定と覚書の締結、3月に市場調査があります。市場調査では、調査項目を3項目、採択先と協議して決めます。事業計画の策定は3月から4月にかけてで、体制構築の支援は令和9年5月から令和11年3月まで続きます。
相談者 山内さん相談者
山内さん
応募する事業案は、市場調査のあとで計画として固め直すんですね。応募時の案を、あとで少し変える可能性もありますか。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
事業案の見直しは、事業の進み具合に応じた軌道修正として認められています。応募の時点では、途中で見直すことも見越して、骨格となる狙いを書き込んでおくのが現実的です。
相談者 山内さん相談者
山内さん
発注は4月以降の承認後なので、設備の納期から逆算した計画に作り直します。

応募から補助までの二段階

  • 第1段階: 事業案を応募。書類審査、本審査を経て、令和9年1月上旬に採択
  • 採択後の支援: ヒアリング、支援実施計画と覚書、市場調査、事業計画の策定
  • 第2段階: 令和9年4月以降に補助金申請書を提出し、都の承認後に契約
  • 補助の対象: 承認後に契約し、令和11年3月までに実施と支払いが終わった経費

補助額と、人件費・販促費の限度

相談者 山内さん相談者
山内さん
補助率1/3で上限1億円となると、いくらの投資から上限に届くのか目安を知りたいです。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
補助額は補助対象経費の合計に1/3を掛けた額で、1社あたり上限1億円です。計算上は、対象経費が3億円で上限に届きます。それを超える分は補助が増えないので、自社の負担になります。
相談者 山内さん相談者
山内さん
たとえば対象経費が9,000万円なら補助は3,000万円で、残りの6,000万円は自社で用意するんですね。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
はい。そのうえで、経費の組み方に二つの限度があります。直接人件費は、年度当たり全体の交付申請額の20%が限度です。マーケティング費、広告費、展示会等参加費、イベント開催費の四つは、合計で全体の交付申請額の25%以下になります。
相談者 山内さん相談者
山内さん
人材の採用を厚くして、展示会にも出る計画だったので、頭打ちになるかもしれません。具体的にはどう計算するのですか。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
年度の交付申請額が6,000万円の場合、直接人件費は1,200万円まで、四つの販促系の費目の合計は1,500万円以下です。その枠の中で、設備や外注と人材のバランスを決めます。
相談者 山内さん相談者
山内さん
人件費の枠は年度ごとに見られるので、令和9年度と10年度に分けて計画を組む必要があります。設備投資が大きい案は、上限1億円との兼ね合いも考えます。
対象経費の合計の例1/3で見た補助額自社の負担
9,000万円3,000万円6,000万円
3億円1億円2億円
4億5,000万円計算上は1億5,000万円だが、上限の1億円まで3億5,000万円

12の費目を事業計画に当てはめる

相談者 山内さん相談者
山内さん
設備だけでなく、人材やスタートアップとの連携にもお金がかかります。どこまでが対象になるのでしょうか。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
費目は12あり、共通の条件は事業計画の実行のために直接必要で、使途・単価・規模が確認できることです。設備側は機械設備費で、機械装置、設備、工具・器具、専用ソフトウェアや情報システムの購入に加え、リース、レンタル、据付、クラウドサービスの利用も含みます。
相談者 山内さん相談者
山内さん
人の面はどうでしょうか。社内で異動させた人の人件費も入りますか。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
直接人件費は、新たに採用された人材の人件費です。採用では求人情報の掲載料と仲介手数料が人材採用費に、外部講習会の参加費、研修の委託費、外部講師の招聘研修が人材育成費に入ります。
相談者 山内さん相談者
山内さん
人件費は新規採用に限られるなら、採用の時期や人数を事業計画に最初から入れておく必要がありますね。スタートアップと組んでM&Aに進む場合は、どうなりますか。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
M&A費になります。外部へ支払う委託料が対象で、ファイナンシャルアドバイザーや仲介業者との契約締結費用、デューデリジェンス、契約書の作成とレビュー、事業統合(PMI)計画の策定が含まれます。仲介業者などの委託先は、中小企業庁のM&A支援機関登録制度の登録機関に限られます。
相談者 山内さん相談者
山内さん
登録機関かどうかを見てから、委託先を選ぶんですね。販路を広げるための調査や広告も計画に入れたいのですが。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
マーケティング費は、具体的な広告施策の実行に直結する調査に限られ、製品の改良や需要調査が目的のものは含まれません。採択後の体制づくりで研修や専門家の助言を担う外部支援機関のサービスには、一部有料のものがありますが、事業計画に基づく体制構築や実行に必要な費用なら、補助の対象になる可能性があります。
相談者 山内さん相談者
山内さん
需要調査と広告のための調査は、費用の名目を分けて見積を取ります。外部支援の費用も、事業計画の中に位置づけておきます。
費目のまとまり含まれる主なもの計画に入れるときの条件
機械設備費機械装置、専用ソフトウェア、情報システム、リース、据付、クラウド利用事業計画の実行に直接必要で、使途・単価・規模が確認できること
人材採用費・人材育成費・直接人件費求人掲載料、仲介手数料、外部研修、新たに採用された人材の人件費直接人件費は年度当たり全体の交付申請額の20%まで
M&A費FA・仲介業者との契約費用、デューデリジェンス、PMI計画の策定委託先は中小企業庁のM&A支援機関登録制度の登録機関
原材料・副資材費、委託・外注費、産業財産権出願・導入費試作品の原材料、開発・設計・検査の外注、特許や商標の出願事業計画の実行に必要な開発・改良に結びついていること
マーケティング費・広告費・展示会等参加費・イベント開催費広告施策に結びつく調査、カタログ、展示会の出展小間料四つの合計が全体の交付申請額の25%以下

応募資格で止まりやすい条件

相談者 山内さん相談者
山内さん
事業案が良くても、応募そのものができないケースがあれば先に知っておきたいです。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
最初に見たいのは、ほかの公的な支援との重なりです。この事業で行う内容と同一の内容で、同じ支援期間中に、国、他の自治体、東京都の他事業から委託や助成を受けていないことが要件です。
相談者 山内さん相談者
山内さん
別の都の補助金で、設備の更新を申請中のものがあります。今回の事業案とは別の設備なのですが、問題になりますか。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
基準は同一内容かどうかなので、対象となる設備や費用が重ならないように、事業を切り分けて整理しておきます。納税の面では、東京都に法人事業税と法人都民税を納めていることが要件で、令和9年度以降の補助事業では、都税事務所が発行する納税証明書を出します。
相談者 山内さん相談者
山内さん
都税だけでなく、他の税や社会保険料の滞納も問われるのでしょうか。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
はい。その他の税や社会保険料等の滞納がないこと、東京都への賃料・使用料等の支払いが滞っていないことも要件です。加えて、過去の委託・助成事業で不正がないこと、東京都の指名停止措置を受けていないこと、再生手続・更生手続の申立てがないことが挙げられます。
相談者 山内さん相談者
山内さん
経理に、税、社会保険料、都への賃料の支払状況をまとめて確認してもらいます。応募書類の側で気をつける点はありますか。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
応募内容に不備がある場合や、虚偽の記載があった場合は、審査の対象外になります。応募申込書にはチェック欄があり、すべての項目にチェックが付いていないと受け付けられないことがあります。
相談者 山内さん相談者
山内さん
書類を提出する前に、チェック欄の見落としがないか、別の担当者にもう一度見てもらう形にします。

応募前に整理しておきたい条件

同一内容で国・他自治体・東京都の他事業から支援を受けていないこと、税・社会保険料・都への賃料の滞納がないこと、従業員2,000人以下で、みなし大企業に当たらないことが前提です。書類の不備や虚偽の記載は審査の対象外になります。

メール提出から採択までの日程

相談者 山内さん相談者
山内さん
社内の決裁を通すことを考えると、準備に使える時間がかなり短い気がします。提出はどのように行うのでしょうか。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
提出はメールのみで、持ち込みも郵送も受け付けません。応募期間は11月16日(月)17時までです。事業案を説明する資料(様式2)は、表紙を除いて15ページ以内にまとめます。書類はすべてPDFにして、合計20MBまで。メールの件名は「【Next Edge Tokyo プロジェクト応募】株式会社XXX」の形、ファイル名にも提出日付と書類名を入れる決まりがあります。
相談者 山内さん相談者
山内さん
15ページ以内の事業案の資料に写真や図を入れると、サイズが大きくなりそうです。PDFの圧縮は、提出日の前に試しておきます。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
その準備は大事です。提出後は、11月23日から12月4日に審査委員による書類審査があり、結果はメールで通知されます。通過した企業は、12月18日(金)の本審査に進みます。
相談者 山内さん相談者
山内さん
本審査は、どういう形ですか。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
事業案についてのプレゼンテーションと、審査委員によるヒアリングです。そのあと、令和9年1月上旬に採択の結果がメールで届きます。
相談者 山内さん相談者
山内さん
12月18日にプレゼンをする担当者と役員の日程を、早めに押さえておく必要があります。書類審査の結果が出る前から、説明の練習を始めたほうがよさそうです。
1提出書類を仕上げる提出日の約1週間前まで
応募申込書、応募者の情報(様式1)、事業(案)内容説明書(様式2、15ページ以内)、直近2期分の決算書をそろえます。
2PDFにまとめてメールで提出提出の最終日11月16日(月)17時
合計20MB以内に収め、件名とファイル名の決まりに合わせて運営事務局へ送ります。
3書類審査提出後11月23日〜12月4日
審査委員が書類を審査します。結果はメールで通知されます。
4本審査(プレゼンとヒアリング)書類審査の通過後12月18日(金)
事業案のプレゼンテーションと、審査委員によるヒアリングが行われます。
5採択結果の通知本審査の後令和9年1月上旬
結果がメールで届き、採択企業にはコーディネーターによるヒアリングから伴走支援が始まります。

審査で見られる四つの観点

相談者 山内さん相談者
山内さん
本審査ではプレゼンもあるそうなので、書類の段階で何を一番見られるのかを押さえておきたいです。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
評価の柱は四つあります。成長性、競争優位性、実現可能性、そして本事業の目的との整合性です。成長性では、全社の戦略と事業案に合理性があるか、ターゲット市場に成長の余地があるか、売上高や利益の成長率が相対的に大きいか、M&Aを成長手段の一つに位置づけているか、を見ます。
相談者 山内さん相談者
山内さん
成長率が「相対的に大きい」かどうかということは、ほかの応募企業と比べられるのでしょうか。うちの案は、数字でどこまで言えるかが課題です。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
比べられる前提で書いたほうが安全です。売上高と利益の見込みは、できるだけ数字で語れる形にしたいです。競争優位性では、自社の強みやアセットが活きていて、競合の強さも踏まえて優位が保てるか。実現可能性では、ビジネスモデルが具体的で、実施体制とマイルストーンが適切に見込まれているかが問われます。
相談者 山内さん相談者
山内さん
最後の整合性というのは、何を書けばよいのでしょう。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
都内産業の活性化に結びつく波及効果が一つで、例として雇用、投資、市場拡大が挙げられています。もう一つは、東京都の産業政策から見て支援が必要と認められるかです。
相談者 山内さん相談者
山内さん
都内の取引先や雇用への広がりを、事業案の中に書いておきます。加点になる条件もありますか。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
中小企業・スタートアップとの外部連携(オープンイノベーション、M&A)に取り組む予定があること、パートナーシップ構築宣言を行っていることが加点の対象です。スタートアップとの共同開発は、予定として事業案に明記しておくと評価の対象になります。
相談者 山内さん相談者
山内さん
共同開発の相手候補と進め方を、15ページの中に収めて書きます。四つの観点を、章立ての見出しにも反映します。

四つの観点を15ページの事業案に通す

成長性の数字、競争優位性の根拠、実施体制とマイルストーン、都内への波及効果が、同じ事業案の中でつながって読めるかが要になります。外部連携の予定は、加点対象になる点として、他の記述と矛盾のない形で書き込みます。

複数案の応募・成果の公表・途中辞退の疑問

相談者 山内さん相談者
山内さん
社内で意見が割れているのが、事業案の出し方です。候補が二つあるのですが、両方応募してもいいのでしょうか。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
複数のテーマで応募すること自体はできます。ただ、同じ企業から採択されるテーマは1つだけです。
相談者 山内さん相談者
山内さん
二案とも出しても、採択は一つなら、どちらを本命にするか社内で決める必要がありますね。採択された場合、社名は公表されますか。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
採択された事業者名、都内の所在地、業種などは、都のプレスリリースと事業のWebサイトで公表されます。また、事業期間を通じて得られた成果は、東京都や事業コーディネーターと内容を相談したうえで、成果報告会などで公表できることが条件になっています。
相談者 山内さん相談者
山内さん
成果の公表は、中身を相談してから決められるんですね。応募書類の作成は、運営事務局に手伝ってもらえますか。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
運営受託者に、応募書類の作成代行を依頼することはできません。事業に関する個別相談は事業サイトの問い合わせページで受け付けられていて、募集全般の問い合わせ先は運営事務局の電話03-6228-1066です。
相談者 山内さん相談者
山内さん
書き方は自社で考えて、制度の疑問だけを窓口に聞く形にします。採択されたあとに事業を続けられなくなった場合は、どうなりますか。
補助金フラッシュ編集部 篠原補助金フラッシュ
編集部 篠原
東京都が実施の継続を不適切と判断した場合は、期間の途中で辞退していただくことがあります。また、審査で選ばれた事業の実現性や収益性について、東京都や運営受託者が保証するものではありません。
相談者 山内さん相談者
山内さん
採択は一案だけで、実現性の保証もないと分かりました。まず二つの事業案を成長率の数字で並べて優先順位を決めるのが先で、納税や他事業との重なりは、そのあとで窓口に聞いてみます。
この記事は、東京都「Next Edge Tokyo」の公募案内ページと公募要領(第2回公募)をもとに構成しています。日程や補助の内容は、見直される場合があります。応募前には、最新の公募要領で要件、期限、対象経費をご確認ください。

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