ユニクロのサプライチェーンマネジメント(SCM)戦略は何が強いのか?
ユニクロのRFID(無線で商品を識別するタグ技術)を使ったセルフレジを見ると、技術そのものが強さの源に見えるかもしれません。ですが、強みの中心はレジの箱ではなく、その前にあるSCM(サプライチェーンマネジメント)の設計です。 実際、ユニクロを語るときはタグの安さや会計の速さに話が寄りがちですが、そこだけを見ても全体像はつかめません。ユニクロの成功要因は、安いタグを大量に買えたことだけではなく、SPA(製造小売業)の体制で工場から店頭まで同じデータを流せることにあります。 この記事では、その理由を規模、工場起点のタグ付け、現場運用の3つに絞って整理します。読み終える頃には、ユニクロの強みをレジの見た目ではなく供給の仕組みから説明できるようになります。

