中小企業等の産業保健活動を支援する事業主団体等の取り組みを助成します
団体経由産業保健活動推進助成金は、中小企業や労働保険の特別加入者を支援する団体等が、傘下の中小企業等に対して産業保健サービスを提供する場合に、その費用の一部を助成する制度です。労働者の健康管理や健康教育など、自主的な産業保健活動の推進を目的としています。
傘下の中小企業等に対し、産業医や保健師などの専門職による健康診断結果の意見聴取、ストレスチェック、健康相談、治療と仕事の両立支援、職場環境改善などの産業保健サービスを提供したい事業主団体や共同事業主の方におすすめです。
中小企業事業主の占める割合が構成事業主等全体の2分の1を超えている事業主団体又は共同事業主、および労働者災害補償保険法第33条第3号又は第5号に掲げる者の団体が対象です。いずれの団体も1年以上の活動実績があること、構成事業主のうち労働者を雇用する事業主が3者以上あることなどの要件を満たす必要があります。
ストレスチェックの実施および集団分析、健康診断結果に基づく医師の意見聴取、保健指導、医師による面接指導、健康相談対応、治療と仕事の両立支援、職場環境改善支援、健康教育研修や周知啓発活動などが対象です。なお、録画動画の配信によるオンデマンド研修は対象外となります。
産業保健サービスの提供に要する費用が対象です。外部機関に委託する場合の事務費用については、上限50万円かつ申請するサービス費用の5分の1以内が対象となります。なお、交付決定前に着手したサービスは助成対象外です。
1団体につき年度ごとに1回限りの申請となります。構成事業主が労働者を雇用していない場合、その事業主に対するサービス費用は助成対象外です。支給申請時には、サービス提供の証拠書類(報告書、写真、領収書等)の提出が必要です。
2026年06月10日 〜 2026年11月30日
情報の収集・更新方針は編集方針をご確認ください。
傘下の中小企業に産業医サービスを届ける団体へ。費用の9割、上限は500万円
申請するのは会社ではなく、組合や商工会などの団体です。誰が申請者になれるか、どのサービスにいくらまで出るか、交付決定前に動けない点まで、団体の事務局の目線で整理します。
助成率
対象経費の10分の9
残り1割は団体の持ち出しです。構成事業主から参加費を集める場合は、助成額の計算が変わります。
1団体の上限
500万円
都道府県事業主団体という区分に当たる団体は1,000万円です。申請は1団体につき年度ごとに1回限りです。
交付申請の期限
令和8年11月30日必着
先着順で、予算が尽きれば期日前でも受付が止まります。
メニューごとの上限額は、次のとおりです。
| 産業保健サービス | 通常の団体の上限 | 都道府県事業主団体の上限 |
|---|---|---|
| ストレスチェックの実施・集団分析 | 60万円 | 120万円 |
| 健康診断結果の医師意見聴取 | 60万円 | 120万円 |
| 保健指導 | 60万円 | 120万円 |
| 医師面接指導・意見聴取 | 60万円 | 120万円 |
| 健康相談対応 | 20万円 | 40万円 |
| 治療と仕事の両立支援 | 130万円 | 260万円 |
| 職場環境改善支援 | 130万円 | 260万円 |
| 健康教育研修・周知啓発 | 20万円 | 40万円 |
申請者になれる団体の型
| 費目 | 対象に入るもの | 対象外・見積での注意 |
|---|---|---|
| 報酬 | 産業医・保健師などへの謝礼、ストレスチェックの実施費用 | 単価の根拠が団体の規程などで説明できること |
| 旅費 | 専門家が会議や講演に来るための公共交通機関の実費 | グリーン車、日当、宿泊費、外国旅費 |
| 会議費 | 外部会場の借料、会場装飾費 | 団体や構成事業主の保有施設、茶菓代 |
| 印刷製本費 | 研修資料、パンフレット、ポスター | 余った分。受払簿が必要 |
| 事務費用 | 連絡調整などを外部機関へ任せた費用 | 団体と同じ代表者・同じ住所の会社への依頼 |
見積と実施の前に、ここを踏むと対象外になります
交付決定より前に実施したサービス、録画動画のオンデマンド研修、窓口を置いただけで相談実績のない月、従業員のいない事業主だけに向けた費用、団体所属の医師・保健師による活動、引き落としが済んでいないカード払いは、助成の対象外です。
書類のつじつまで見られやすい点
サービス別の金額が上限内かを見積から読み取れること、契約書にサービス内容・契約期間・費用が載っていること、実施者の資格証、振込の記録、受けた人が特定されないアンケートや報告書の整合が、説明の軸になります。

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