2026年版中小企業白書の「共通価値」は、なぜ取引条件になり始めたのか?【前編】
2026年版中小企業白書で目を引くのは、売上や人手不足だけでなく、共通価値という少し聞き慣れないテーマが前面に出ていることです。 ここで大事なのは、共通価値を社会貢献の話だけで受け止めないことです。白書が示す流れを見ると、脱炭素化や資源循環は、取引先から選ばれ続けるための確認項目になり始めています。 前編では、共通価値のうち脱炭素化とサーキュラーエコノミーを取り上げます。専門部署がない中小企業や小規模事業者でも、最初に見るべき場所が分かるように、白書の数字を実務の言葉に置き換えて読み解きます。

